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フレンキー・デ・ヨング「オランダ代表とバルセロナのプレーはまったく違う。代表の方が全然やりやすい」

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オランダ代表のMFフレンキー・デ・ヨング

 バルセロナに所属するオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングは、同代表チームで水を得た魚のようにプレーできているようだ。

 3日にUEFAネーションズリーグ・グループステージ第1節ベルギー戦に臨み、4-1の勝利を果たしたオランダ代表。F・デ・ヨングは主役の一人として輝かしいパフォーマンスを披露したが、オランダのテレビ局『NOS』とのインタビューで、なぜバルセロナとオランダ代表でこうもプレー内容が違うのか問われると、相変わらずの歯に衣着せない返答をしている。

「こことバルセロナで、僕のプレーはまったく異なるね。こっちの方が全然やりやすいと思うよ。自分はDFの前で最初にボールを受け取る選手になり、そこから攻撃につなげたいんだ」

 アヤックスの下部組織出身で、縦を意識してボールも選手も動くムービング重視のプレーに慣れしたんできたF・デ・ヨングが、バルセロナの何よりもボールが動かしてスペース創出を目指すポジショニング重視のプレーに適応できていないことは、これまでも指摘されてきた。今季終盤には、シャビ・エルナンデス監督率いるコーチングスタッフがF・デ・ヨングの“ポジショニングが浮ついてしまう癖”を矯正しようとしていたとの報道もあったが、同選手にとってはアヤックスと似たオランダ代表の方が相変わらず快適にプレーできるのかもしれない。

 なお財政難のバルセロナは、今夏の移籍市場でF・デ・ヨングの売却を検討しているとされる。

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