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レバンドフスキ、バイエルン退団に理解求める「僕はエゴイストじゃない」…一方SDは「我々の立場を明確に説明した」

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バイエルンFWロベルト・レベンドフスキ

 バイエルン退団を望むFWロベルト・レバンドフスキが、自身の考えについて理解を求めた。

 2014年にバイエルンへ加入し、8度のブンデスリーガ制覇やチャンピオンズリーグ優勝に大きく貢献してきたレバンドフスキ。今季も公式戦50ゴールと圧巻の成績を残したが、来季限りとなっている現行契約を更新しないと発表。今夏の退団希望を公言している。

 先日には、ポーランドメディア『Onet Sport』で「バイエルンには、僕の話やニーズに耳を傾けようとする気持ちが足りなかったと思う。僕の中で、何かが突然消えたんだ」と再び自身の考えを明確にした33歳FWだが、ドイツ『ビルト』で以下のように語っている。

「僕はエゴイストじゃない。バイエルンで自分が何を得たか理解しているし、本当に感謝している。8年間、クラブやファンを失望させないようにベストも尽くしてきた。そしてこの時間を経て、新たなステージに立つ時が来たと感じているんだ」

 一方バイエルン側は、先日ヘルベルト・ヘイナー会長が「契約は契約だ!」と発言するなど、今夏の移籍は認めない方針をかねてから示している。そしてハサン・サリハミジッチSDは『ビルト』に対し、本人と話し合ったことを明らかにした。

「レバンドフスキから電話があった。特にここ数日間での彼の公の場での発言について話し合った。契約状況について、我々の立場を明確に説明したよ」

 退団を望むエースと、断固拒否の姿勢を示すクラブ。大注目の去就はどのような決着を見るのだろうか。

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