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スペイン紙「久保はレアル・マドリーに居場所はない」レンタル組の“暗い未来”に注目

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今季はマジョルカでプレーした日本代表MF久保建英

 スペイン『スポルト』が17日、「レアル・マドリーのレンタル選手たちの暗い未来」と題し、MF久保建英(マジョルカ)など同クラブから期限付き移籍している選手たちの去就についてレポートした。

 同紙によると、久保を含むレンタル中の6選手のうち、来季レアルに復帰する可能性があるのはDFアルバロ・オドリオソラ(フィオレンティーナ)とFWボルハ・マジョラル(ヘタフェ)の2人だけだという。

 久保、MFヘイニエル・カルバーリョ(ドルトムント)、FWブラヒム・ディアス(ミラン)、DFビクトル・チュスト(カディス)については、クラブの計算には入っていない模様だ。ただ、オフシーズン中に新天地が決まらなければ、ミランへのレンタル期間が1年延長されたブラヒムを除き、原則的にプレシーズンには合流するとみられる。

 記事のトップに「久保はレアル・マドリーに居場所がない」とのキャプションとともに、日本代表MFの写真を掲載した同紙は、「EU圏外選手ということでチームに残る可能性がないのは、久保建英とヘイニエルだ」と指摘。現在レアルの外国人枠はFWビニシウス・ジュニオール、FWロドリゴ・ゴエス、DFエデル・ミリトンの3人で埋まっており、久保とヘイニエルが復帰するには高い壁があるとしている。

 同紙は「2人とも今季のレンタル移籍で輝きを放つことはなかった」と振り返り、「将来的にマドリーの一員になることを目指すのであれば、パフォーマンスを向上させる必要がある。彼らはクラブの計画として契約した興味深い選手だが、まだ爆発していない」と、さらなる奮起を期待した。

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