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元Jリーガーがネイマールの移籍先に浮上のニューカッスルに「小さくて寒い町。満足できるはずがない」

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FWネイマール

 元ブラジル代表のエジムンド氏は、パリSGからの退団が報じられるネイマールに忠告した。

 2017年夏にフットボール史に残る衝撃的なビッグディールの末にバルセロナからPSGに加入したネイマール。ピッチに立てば輝きを放つ同選手だが、負傷に泣かされ、さらにキリアン・ムバッペやリオネル・メッシの存在により、絶対エースとしての立場が揺らぎ始め、今夏の退団が頻繁に報じられる。

 これを受け、プレミアリーグ勢が興味を示すとも考えられており、新天地の候補の1つに浮上するのがニューカッスル。新シーズンの欧州カップ戦出場権こそ確保していないものの、昨秋にサウジアラビア政府系ファンドが買収し、世界一の金満クラブになり、今後エリートクラブに入るだけのポテンシャルを有する。

 先日にはニューカッスルのブラジル人FWジョエリントンも勧誘する発言を残していたが、Jリーグの東京ヴェルディや浦和レッズに在籍した経験のある元ブラジル代表FWエジムンド氏は『Mundo Ed』でイングランド北東部の街に行くことに反対する立場を示した。

「ニューカッスルは成金だ。今、私はニューカッスル行ってきた。小さくて寒い町だ。仮に彼がパリでの適応に苦しむのなら、ニューカッスルで満足できるはずがない。ただ、彼らが彼の稼いでいる分を払えるのなら、行けばいい。しかし、ワールドカップイヤーだから、彼はフットボールに集中する必要がある」

 また、エジムンド氏はネイマールのPSGでのパフォーマンスについて「PSGに行くことは彼にとって良い選択ではなかった。彼が時間とともにリオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドと同様に名声を得られると考えることは自然だったが、あくまでもバルセロナでだ。金のためにPSGに行くと考えたことを彼自身も理解していたはずだ。彼らのスポーツ面のプロジェクトは壮大だが、チームが勝つためというよりもショーとしての要素が大きかった」と主張した。

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