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ムバッペがPSG指揮官解任を望んだとの噂に…ポチェッティーノが真っ向否定「会長の判断だろう」

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 前パリSG指揮官マウリシオ・ポチェッティーノ氏が、一部で伝えられた噂を否定している。

 2021年1月から古巣でもあるPSGの指揮官に就任したポチェッティーノ氏。しかし初年度はリーグ・アン優勝を逃すと、昨シーズンはリーグ戦を制覇するものの、チャンピオンズリーグではラウンド16で敗退に。シーズン終了後に解任されている。

 PSGはその後、ニースからクリストフ・ガルティエ監督を引き抜いている。しかしこの人事には、5月にPSGと契約を2025年まで延長したFWキリアン・ムバッペが絡んでいるのではないかと一部で伝えられ、憶測が広がっていた。

 ポチェッティーノ氏は『infobae』のインタビューで「PSGはキリアンをキープするためにあらゆる手段を尽くしたと思うし、私もそれに同意している」としつつ、噂を否定している。

「彼は現在のフットボール界で最高の選手の1人であるし、だからこそPSGはあらゆる手段で彼に残留するよう説得したのだと思う」

「だが、彼が新しいプロジェクトをデザインしたことはないと思うし、私の退団もそうだ。あれは管理するもの、この場合は会長が、最も都合の良い新しいプロジェクトをスタートさせると考えたのだろう」

 その上で、PSGでの経験を「本当にポジティブだった」と振り返った。

「経験というものは常に生かさなければならないし、そこから学んでいく必要がある。我々はそう合理的に考えなければいけないんだ」

「この1年半でカップ戦、リーグ戦、スーパーカップを制したが、PSGのプロジェクトはチャンピオンズリーグ優勝だ。それができないと常に失敗であったと考えられるのは明らかだよ。いずれにせよ、昨季だけではなく、過去50年間の失敗だ。特にこの10年間、新しいオーナーによってビッグイヤー獲得が目標になったからね」

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