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シャビ、出場時間0分のピケについて…「昨季終了後に私の考えは彼に伝えていた。違う役割でも私たちを助けられる」

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DFジェラール・ピケ

 バルセロナは28日にラ・リーガ第3節、本拠地カンプ・ノウでのバジャドリー戦に臨む。前日会見に出席したシャビ・エルナンデス監督は、今季ラ・リーガここまでの2試合で出場機会を与えていないDFジェラール・ピケについて語っている。

 これまでは負傷がない限り絶対的なセンターバックだったピケだが、今季に入って状況が変わりつつある。シャビ監督はDFロナルド・アラウホ、DFエリック・ガルシア、DFアンドレアス・クリステンセンらの起用を優先し、背番号3をベンチに座らせて続けているのだ。

 バジャドリー戦前日会見でそのことについて問われたシャビ監督の返答は、明確そのものだった。純粋な実力主義の中で、ピケを控え選手にしているとのことだ。

「バケーションに入る前にジェラールとは話をしている。私ははっきり口にしたよ。(センターバックの)補強をするし、彼にとって簡単なことではないだろうとね。彼は違う役割で私たちのことを助けられるはずだ」

「競争は全員を対象に存在している。私は試合に勝利するためにベストな選択をするよう心がけているんだ」

 シャビ監督はその一方で、今夏の移籍市場における残りの補強についても言及。バルセロナはあと両サイドバック、そしてマンチェスター・シティMFベルナルド・シウバを狙っていると報じられる。

「左サイドバックはバルデ、ジョルディ(・アルバ)がちゃんと埋めてくれているが……市場を見てみよう。右はデスト以外に、そこを本職とする選手が存在しない。(2試合連続招集外の)デストについて、私の考えはもう知っているだろう。市場を見てみないことには何とも言えないが、しかし私たちの考えは右サイドバックの獲得にある」

「B・シウバ? 希望を失うことは絶対にない。しかし難しい。困難だよ。時間は少ししか残っていないし、選手の放出が必要となる」

 またバジャドリーについては、パチェタ監督の手腕を称賛している。

「私たちはパチェタを称賛している。監督としての彼に驚いているよ。彼はとても勇敢で、攻撃的で、実践的で…とても高潔な人間だね。難しい試合になるだろう。バジャドリー良いレベルの選手たちを擁し、大胆かつ人を喜ばせるプレーする。私たちは嵐をくぐり抜けなくてはならない。目標は勝ち点3獲得だ」

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