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「イングランドでは中止すべき」トッテナム指揮官コンテ、VARに不満爆発!

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アントニオ・コンテ監督

 トッテナムアントニオ・コンテ監督が、VARに不満を爆発させている。

 8月31日に行われたプレミアリーグ第5節で、ウエスト・ハムと対戦したトッテナム。34分にカウンターから最後はオウンゴールで先制点を手にしたものの、55分に追いつかれてそのまま1-1のドローに終わった。無敗はキープしたものの、連勝は止まっている。

 なおこの試合、トッテナムは11分に相手のハンドでPKを獲得したかに思われたが、VARレビューの結果、主審は判定を取り消している。確認には4分近い時間がかかっていたが、コンテ監督は不満を爆発させている。会見で以下のように語った。

「審判には前半の終わりにも言った。笑顔で、問題ある言い方ではなく、『問題はないさ。あなたは正しい判定をしたのに、VARがあなたを呼んだ』とね。正しい判定を変更するのは、本当におかしい話だ。審判には恥をかかせたのは間違いない」

「だが監督や選手にとって、試合中の審判のミスを受け入れるのは良いことだと思う。時にはポジティブだし、時にはネガティブにもなるからね。そしてシーズンの終わりには、常に自チームにとってプラスかマイナスか、バランスがとれるものだ。PKの状況であったことは忘れてはならない。今日のは明らかだった」

「問題は、モニターチェックに多くの時間がかかっているため、判定を受け入れがたいということ。イングランドのファンはVARを嫌っている。私は観客のブーイングも聞いているし、これははっきりしているね」

「これが初めてではない。私は何度も、VARがオンサイドにしてきたシーンを見てきた。他の試合ではオフサイドなのに。指が1本出ているとか、ラインが曲がっているとかね」

 そして「イングランドでは、観客のためにもVARを中止した方が良いと思う。私や選手、すべての監督や選手にとって、審判の判定はポジティブでもネガティブでも受け入れるべきだと思うからだ」と提言している。

「モニターをチェックすれば、人間的なミスだとわかる。だがVARルームにいる人間たちは、もっと注意を払わなければならない。本当にがっかりしているよ。勉強もしなければならないはずだ」

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