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すぐさま観衆に謝罪…チチャリート、“赤面”PKでハットトリック&勝利逃す

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LAギャラクシーFWハビエル・エルナンデス

 LAギャラクシーのFWハビエル・エルナンデスが痛恨のミスで自身のハットトリック、そしてチームの勝利を逃すことになった。英紙『デイリースター』が伝えている。

 4日に行われたメジャーリーグサッカー(MLS)でカンザスシティと対戦したLAギャラクシー。前半4分にチチャリートのゴールで先制しながらも、後半22分と同31分に失点して逆転を許してしまう。しかし、同43分にチチャリートがPKを沈めて追い付くと、同アディショナルタイムに再びPKを獲得して逆転の好機を迎えた。

 表示されたアディショナルタイムは5分。すでに96分を回っており、PKを沈めれば勝利は決定的。そして、キッカーを務めたチチャリート自身にとってはハットトリック達成のチャンスでもあった。勢いの良い助走からキックモーションに入ると、選択したのは“パネンカ”。しかし、勢いなく飛んだボールは、ほぼ動かなかったGKジョン・プルスカンプの手中に収まった。

 キャッチされた瞬間に頭を抱えたチチャリートは苦笑すると、スタンドに向かって手を合わせて謝罪した。

『デイリースター』は「わずか10分前にPKを決めていたため、自信に満ち溢れていた。しかし、エルナンデスはすべてを台無しにし、赤面したままホームの観衆に謝った」と紹介。試合後、チチャリートは「追加点を取れなかった責任は僕にあるし、100パーセント受け入れている。残念ながら、僕のせいで勝ち点を落としてしまったが、これからも頑張るしかない」と語っている。

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