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オーバメヤンが“過去”を告白「これには傷ついたよ」

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チェルシーFWピエール・エメリク・オーバメヤン

 チェルシーFWピエール・エメリク・オーバメヤンは、以前所属したクラブから「サッカーに向いていない」と言われた過去があることを明かした。英紙『ミラー』が伝えている。

 昨年末に規律違反によって、アーセナルでの居場所を失ったオーバメヤンは契約解除となり、今年2月にバルセロナへの移籍が発表された。ラ・リーガで17試合11得点と結果を残したものの、今夏チェルシーに加入してプレミアリーグへの復帰を果たした。

 13-14シーズンにドルトムントに加入して以降、ビッグクラブを渡り歩き、ゴールを重ねてきたオーバメヤン。しかし、自身の評価を確立するのに時間がかかり、若手の頃は敬遠されがちだったという。

「難しい時間をたくさん経験してきたんだ。キャリアの最初の頃は皆が僕のことを“スプリンター”としてしか見ていなかったんだ。これには傷ついたよ。自分としては色々な経験をして常にベストを尽くしてきたのに、クラブの人間の中には『お前はサッカーが下手だ』と言う人がいるんだからね」

 しかし、現在パリSGを率いるクリストフ・ガルティエ監督とサンテチエンヌで出会ったことが、自身の中に大きな変化をもたらしたようだ。

「サンテチエンヌで僕のマインドは変わったんだ。ガルティエが僕に自信を持たせてくれ、キャリアのすべてを変えてくれた。だから、こうしてゴールを決められるようになったんだ」

 ドルトムント時代に指導を受けたトーマス・トゥヘル監督との再タッグを期待されてチェルシーに加入したが、トゥヘルは解任され、グレアム・ポッター新監督が就任。「トーマスと僕の関係は誰もが知っている」と語ったオーバメヤンだが、「でも、これがサッカーなんだ。シーズン中にはこういうことが起こり得るよ。ポッターはポジティブな人で素晴らしい性格だ。お互いに適応するのに時間がかかるだろうけど、きっとうまくいくはずさ」と続けている。

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