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待望復帰のベンゼマ「戻れて幸せ」公式戦9連勝中のレアルには「2チーム分の人材がある」と手応え

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チーム練習に復帰したFWカリム・ベンゼマ

 負傷明けのレアル・マドリーFWカリム・ベンゼマが復帰の喜びなどを語った。クラブ公式サイトが伝えている。

 ベンゼマは6日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループF第1節セルティック戦(○3-0)で前半に負傷交代。以降の公式戦3試合を欠場し、フランス代表も招集外となっていた。代表ウィーク中は個別メニューをこなしていたが、28日にグループ練習へ復帰。ゲーム形式のトレーニングでは軽快な動きを見せていた。

 復帰にあたり、クラブ公式メディアのインタビューで次のように話している。

「チームに戻れて幸せ。時間が経過し、プレシーズンをするだけの時間があった。とても良い感触と快適さを感じる。日曜(ラ・リーガ第7節オサスナ戦)にプレーしたい意欲がある」

「(離脱中は)しっかりとフィジカルトレーニングをした。ボールは触っていない。今日は最初の練習だった。ここ数日たくさんのランニングと施設内でのパワーアップトレーニングをした。家でも練習した。バケーションから少し遅くチームに加わり、良いプレシーズンをするだけの時間がなかった。だから今それをやり、とても良い感触があるんだ」

 レアルはベンゼマの不在中も勝ち星を積み上げ、シーズン開幕から公式戦9連勝でラ・リーガ首位を快走している。エース兼キャプテンから見ても味方選手たちは頼もしく映っているようだ。

「チームはとても良く、パーフェクトな状態に見える。たくさんの勝利、ゴール、キャラクターを目の当たりにしてきた。僕らには素晴らしいチームがあるが、2チーム分の人材があるとも言える。先発する選手と途中から入る選手の間に差はない。とても良いチーム状態だと見ている」

 10月はバルセロナとのエル・クラシコや欧州CLなど重要なゲームが続く。ベンゼマは「僕らは今までの調子を続けなければならない。僕たちの頭の中には、どの試合にも勝たなければならないという意識がある。全ての試合が重要だ」と気を引き締めつつ、「全てのチームがレアル・マドリーに勝ちたいと願っているけど、僕らの調子は良く、好調を維持する準備がある」と自信を示した。


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