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ノースロンドン・ダービーはアーセナルに軍配! 3位・トッテナムを3発撃破で首位をキープ

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アーセナルが首位を堅持

[10.1 PL第9節 アーセナル 3-1 トッテナム]

 プレミアリーグは1日、各地で第9節を開催した。日本代表DF冨安健洋が所属する1位アーセナルと3位トッテナムの“ノースロンドン・ダービー”。試合は、3ー1でアーセナルが勝利した。冨安はベンチスタート。後半44分にピッチに入った。

 今季ここまで6勝1分1敗と強さを見せ、首位に付けるアーセナル。一方のトッテナムは、5勝3分で未だ黒星無し。ダービーにふさわしい両チームの一戦。試合立ち上がりは、一進一退の攻防となった。

 前半3分には、アーセナルが右サイドから攻撃を組み立てると、MFブカヨ・サカのクロスがファーサイドに流れたところにMFガブリエル・マルティネッリ。ゴールニアサイドを狙った強烈なシュートは、トッテナムのGKウーゴ・ロリスの手をかすめ、ポストを叩いた。

 トッテナムは前半14分、敵陣真ん中でフリーキックを得ると、MFソン・フンミンが入れたボールにMFリシャルリソンが滑り込みながらシュートを放つ。しかし、ここはアーセナルのGKアーロン・ラムズデールがビッグセーブで凌いだ。

 すると、先にスコアを動かしたのはホームのアーセナル。前半20分、相手を敵陣深い位置まで追い込むと、ペナルティーエリア手前にできたスペースで横にパスが2本繋がる。最後はMFトーマス・パーティが右足で丁寧に放ち、ゴール右隅に決めた。

 それでも、前半29分にトッテナムがソン、リシャルリソン、FWハリー・ケインでカウンター攻撃を仕掛けると、アーセナルのDFガブリエル・マガリャンイスがボックス内でリシャルリソンを倒し、ファウルの判定。それで得たペナルティーキックをケインがゴールど真ん中に叩き込み、同点とした。

 前半43分には、アーセナルがゴールに迫る。MFマルティン・ウーデゴーアのパスを受けたFWガブリエル・ジェズスが左サイドからペナルティーエリア内に侵入し、相手をドリブルで交わしてシュート。しかし、ロリスが体を張ってゴールを死守した。

 試合は、1-1のまま前半を折り返すと、後半4分にアーセナルが追加点。サカが右サイドから切り込み、シュートを放つと、ロリスが弾いたこぼれ球をジェズスが詰めてゴールネットを揺らした。

 再び1点を追う展開となったトッテナムだが、後半17分にMFエメルソンがレッドカードで退場処分に。1人少ない状況となると、アーセナルがさらに点差を広げた。後半22分、マルティネッリが左サイドから中央にドリブルで持ち込むと、パスを受けたMFグラニト・ジャカがペナルティーエリア内に運んで左足を振り抜く。ゴール右に決めて2点差とした。

 2点を追うトッテナムは後半26分に4枚替え。DFクレマン・ラングレ、MFイバン・ペリシッチ、リシャルリソン、ソンを下げてDFダビンソン・サンチェス、MFイブ・ビスマ、MFライアン・セセニョン、DFマット・ドハーティを投入した。

 試合は後半に主導権を握ったアーセナルが優位に進め、3-1で勝利。首位をキープしている。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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