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MFアペルカンプ真大が独誌選出のブンデス2部・週間MVPに!! 鮮やか2発に田中碧の初ゴールお膳立て「素晴らしい才能の持ち主」

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デュッセルドルフMFアペルカンプ真大

 デュッセルドルフMFアペルカンプ真大が、独誌『キッカー』が選出するブンデス2部・第10節のベストイレブン、そしてMVPに輝いた。

 1日に開催されたブンデス2部・第10節で、デュッセルドルフはFW奥川雅也が所属するビーレフェルトと対戦。MF田中碧とともに先発出場したアペルカンプが躍動した。

 まずは前半21分、左サイドから送られたクロスに対し、ニアサイドに走り込むと巧みに右足アウトサイドで流し込んで先制点を奪取。同点に追い付かれて迎えた後半2分には、右サイドからの柔らかなクロスで田中碧の今季初ゴールをお膳立て。さらに同21分には相手GKの動きを見極めたチップキックで冷静にゴールを陥れ、2得点1アシストの活躍でチームを4-1の大勝へと導いた。

 アペルカンプに対して最高評価となる採点「1」をつけた『キッカー』は、MOMに選出するだけでなく、第10節のベストイレブン、そしてMVPに選出。「素晴らしい才能の持ち主。技術的にも高く、ゴールを量産できる選手。自由なプレーで2つの素晴らしいゴールと1つのアシスト、卓越したパフォーマンスを披露した。日本代表として、カタールW杯出場の小さなチャンスが残されているはずだ」と評している。

 アペルカンプはドイツ人の父と日本人の母を持つ東京都出身の21歳。ユース年代はヴィトーリア目黒FC、三菱養和SC巣鴨ジュニアユースと日本でプレーしていたが、15年にドイツへと渡り、デュッセルドルフの下部組織に入団した。その後、19年9月にデュッセルドルフとプロ契約を締結。20年9月にプロデビューを飾り、年代別代表では過去にU-17、U-18日本代表に選出されている。


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