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堂安律が2人背負って先制弾アシスト!! ELに続き2試合連続、シーズン序盤の“課題”を有言実行

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MF堂安律(右から2人目)がアシスト

[10.9 ブンデスリーガ第9節 ヘルタ・ベルリン 2-2 フライブルク]

 ブンデスリーガは9日、第9節を各地で行い、MF堂安律所属のフライブルクヘルタ・ベルリンと2-2で引き分けた。堂安は前半22分、MFダニエル・コフィ・キエレのゴールをアシストし、今季のブンデスリーガ初アシストを記録。公式戦では2試合連続でのアシストとなった。

 堂安は6日に行われたUEFAヨーロッパリーグのナント戦に続き、公式戦7試合連続の先発出場。この日も4-2-3-1の右サイドハーフに入った。

 先手を取ったのはアウェーのフライブルクだった。前半22分、MFニコラス・ヘフラーの浮き球パスが前線に供給されると、絶妙なタイミングで飛び出していた堂安が相手DF2人に囲まれながらも胸トラップからボールをキープ。鋭いターンから左足で折り返すと、これに反応したキエレがワンタッチで押し込んだ。

 堂安はナント戦に続いて2試合連続のアシスト。9月の日本代表活動中にはシーズン序盤のパフォーマンスについて「今季はアシストがないので意識している。アシストもしっかりつけられるようなウインガーにならないといけないのでそこは少し課題」と話していたが、まさに有言実行の結果となった。

 ところが前半34分、フライブルクはペナルティエリア内のハンドで与えたPKをFWドディ・ルケバキオに決められ、同点に追いつかれる。さらに後半16分、ヘルタのパスワークで中央を崩されると、MFスアト・セルダルのミドルシュートがゴール左隅に突き刺さり、逆転の失点を許した。

 それでも後半32分、フライブルクは堂安が敵陣中央で倒されてFKを獲得。これをDFクリスティアン・ギュンターが前線に送り込むと、ヘルタのGKオリバー・クリステンセンがキャッチミス。こぼれ球を拾ったMFヤニク・カイテルのパスをMFケビン・シャーデが決め、同点に追いついた。

 終盤はオープンな展開が続く中、後半38分、カウンターで抜け出そうとしたMFリュカ・トゥサールを堂安が後ろから掴んで倒し、今季初のイエローカード。闘争心を見せつけた。堂安は後半41分にFWルーカス・ヘーラーと交代し、そのままタイムアップ。勝ち点1を分け合う結果となった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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