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リーズ戦先発の冨安健洋、アーセナル番記者は低評価「不慣れな左SBで快適には見えなかった」

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アーセナルDF冨安健洋

 アーセナルDF冨安健洋について、『GOAL』の番記者チャールズ・ワッツ氏が評価を下している。

 16日に行われたプレミアリーグ第11節で、リーズと敵地で対戦したアーセナル。35分にブカヨ・サカのゴールで先制に成功したが、後半は大苦戦。開始直後にPKを献上し、これはFWパトリック・バンフォードのシュートが枠を外れて事なきを得たが、その後も何度も大ピンチを迎えることに。後半アディショナルタイムにはバンフォードと小競り合いになったガブリエウが一発レッド、さらにPKに笛が吹かれたものの、VARレビューの結果どちらも取り消しに。なんとか1点を守りきり、1-0で勝利を収めた。

 これで9勝目を挙げ、勝ち点27で首位をキープしたアーセナル。冨安はこの試合、左サイドバックとして先発出場。その後は選手交代に合わせ、右サイドバック、右ウイングバックとポジションを変えながらフル出場している。

 そんな日本代表DFだが、ワッツ氏はリーズ戦における「敗者」の1人に選出。採点は「6」とし、以下のように分析している。

「オレクサンドル・ジンチェンコの負傷により、冨安は左サイドバックという不慣れなポジションを要求されている。4バックの右の方がより適していると思われたが、リバプール戦でこの戦術が採用されたときに輝きを放った」

「しかし、リーズの持つ無尽蔵のエネルギーを抑え込むという任務を担った時には、あまり快適には見えなかった。チームメイトが彼の穴を埋めなければいけないような、いくつか神経をすり減らす場面も経験。結局、バランスをとるためにキーラン・ティアニーが投入されている」

 またワッツ氏は、「左サイドでは違和感を覚え、結局右サイドへシフトしている」とも指摘。リーグ戦2試合連続で起用された左サイドバックでは、苦しんでいたと指摘した。

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