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シメオネ監督がC・ロナウド獲得騒動に言及「リケルメをリーベル・プレートで見ることはない」

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マンチェスター・ユナイテッドFWクリスティアーノ・ロナウド

 アトレティコ・マドリーを率いるディエゴ・シメオネ監督が、マンチェスター・ユナイテッドFWクリスティアーノ・ロナウドの獲得が不可能だった理由を説明した。『Tigo Sports』に語っている。

 2022年夏の移籍市場でマンチェスター・Uからの退団が取り沙汰されたが、結局は残留したC・ロナウド。新天地探しに難航していると伝えられていた中、アトレティコが候補の一つとして報じられていた。

 しかし、その噂を受けてアトレティコの一部サポーターたちがプレシーズン中に「CR7 NOT WELCOME」の横断幕を掲載。獲得反対の意思を明確にしていた。

 シメオネ監督はこのことについて言及してこなかったが、この度「ジャーナリストの主張は現実とかけ離れていた」とコメント。C・ロナウドの獲得が不可能だった理由を、例を出しながら語っている。

「時折、実際に起きたことではなく、伝えたいことが話されることがある。C・ロナウドはレアル・マドリーの絶対的なベンチマークなんだ。リーベル・プレートでプレーする(マルティン・)パレルモや(ファン・ロマン・)リケルメを見ることはないだろうし、(アリエル・)オルテガがボカ・ジュニアーズでプレーするのを目にすることもない。その構図は明白だ」

 ボカ・ジュニアーズのレジェンドであるパレルモ氏とリケルメ氏、リーベル・プレートのレジェンドであるオルテガ氏の名前を挙げたシメオネ監督。同指揮官の母国アルゼンチンで激しいライバル関係にある両クラブと同様、アトレティコとレアル・マドリーの間においても、C・ロナウドのようなレジェンドの扱いはタブーとなり得るようだ。

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