アーセナルは6日、プレミアリーグ第13節でチェルシーに1-0で勝利し、首位の座を守った。第9節でトッテナム、第10節ではリバプールを下しており、ビッグ6と呼ばれるチームに3連勝。クラブ公式サイトによると、2012年以来10年ぶりの快挙だという。

　試合後、ミケル・アルテタ監督は「また一歩前進した」と手応えを示し、強敵相手の3連勝について「そうした選手やチームに対してもこれくらいのレベルでできるんだということを証明した」と力説。「われわれは若いチームだが、成熟したチームのようにプレーした。落ち着き、決断、クオリティー、そして勇気。チームとして進むべきステップがあり、今日われわれはそのステップを踏み出した」と前向きな展望を語った。

　この勝利によって今季の戦績は11勝1分1敗となり、勝ち点34で首位をキープ。年間勝ち点に換算すると99ポイントペースとなった。プレミアリーグ王者マンチェスター・Cの昨季勝ち点は93で、優勝争いに値する数字であることは間違いない。だが、アルテタ監督が捉える前進はチームの成長であり、タイトルレースに関するものではないという。

　イギリス『BBC』によると指揮官は「過去6年間、シティが世界最高の監督、世界最高の成し遂げてきたことを見てほしい。彼らはあらゆる大会で一貫してそれを示してきた。そのことを尊重しなければならない」と謙虚な姿勢。「今のところは本当にいい結果だが、シーズンはとても長い」と語るにとどめたようだ。

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