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「より完成され、より良いストライカーになった」日本代表FW上田綺世は海外挑戦で得た自信と“武器”を手にW杯へ

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FW上田綺世

 セルクル・ブルージュに所属する日本代表FW上田綺世がカタールW杯への意気込みを語った。ベルギー『Het Nieuwsblad』が9日に伝えている。

 鹿島で公式戦通算103試合47ゴールをマークした上田は、ワールドカップイヤーの今年7月に海を渡った。19年のコパ・アメリカで日本代表に初選出され、EAFF E-1サッカー選手権、W杯アジア最終予選など計9試合に出場するもA代表初ゴールはお預け状態。そうした中で、成長と11月に控えたW杯出場を目指し、自身初の海外挑戦を決断した。

 ベルギー1部リーグのセルクル・ブルージュに移籍した上田は、7月24日の開幕節でスタメンを獲得。しかし、「最初のうちは苦労したし、適応するのが大変だった。ベルギーリーグは強度が非常に高く、それに合わせてトレーニングをする。最初の数週間、数か月は、フレッシュさとシャープさを欠いた」とフィットするのに時間がかかった。

 それでも、8月27日の第6節・ズルテ・ワレヘム戦で初得点をマークすると、直近の5試合では4ゴールを挙げ、今季16試合で6得点を記録。「今はずっと良くなっている。ここ数週間のゴールは決して偶然ではない」と上田も自身の好調を実感し、チームも上田の調子に比例するように4勝1分と波に乗っている。

 すると上田は、今月1日に発表された日本代表のW杯登録メンバー26名に選出。カタール行きを自らの活躍で勝ち取った。W杯で代表初得点が期待される新エース候補は、「ここベルギーで、セルクルで僕はより完成され、より良いストライカーになった」と自信を口に。「特に強さに関しては、より進化しているし、それが代表監督に選ばれた理由かもしれない」「ワールドカップでは戦って戦う。この5か月でそれを確実に学んだ」と期待を背負う覚悟だ。

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