レアル・マドリーのベルギー代表FWエデン・アザールが自身の去就について語った。スペイン『アス』が伝えている。

　アザールは2019年夏にチェルシーから鳴り物入りで加入したが、負傷やコンディション不良などの影響もあり、いまだプレミアリーグ時代の輝きを放つことができていない。今季も公式戦6試合の出場で1ゴール1アシストにとどまり、冬の移籍市場での退団も噂されている。そうした中、記者会見で改めてレアル残留の希望を口にした。

「僕はマドリードを離れたくない。W杯が終われば、状況は変わるかもしれない。でもそれを選択するのは監督だ。決断は受け入れるが、もっとプレーする資格があることを監督に示したい」

「僕は笑顔を絶やさない。ここ数か月、ペースをつかむことができないでいた。いま僕は、もっとやっていけるということを示さなければならない。自分のことは疑っていないけど、他の人たちが疑っていることは理解している」

　カタールW杯は真価を示す絶好の舞台となる。アザールは「僕にとっては3度目のW杯だし、ベルギー代表がまだキャプテンを頼りにしていることを見せたいし、自分も全力を尽くすつもりだ」と意気込みを述べ、「まず、グループリーグを突破することに集中しよう。最大限の力を発揮すれば、どんなことでも可能になる。準々決勝、準決勝、そして決勝までもね」と上を見据えた。

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