beacon

鎌田大地の去就報道が過熱。ドルトムント移籍接近報道も現地メディアは否定「合意もオファーもない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

MF鎌田大地

 イタリアメディア『Sportitalia』が15日、日本代表MF鎌田大地ドルトムントへの来夏フリー移籍合意が近づいていると報道。だが、現地メディアはこの報道に否定的な見解を示している。

 昨季にフランクフルトの欧州ヨーロッパリーグ(EL)制覇などに貢献して評価を高めた鎌田は、カタール・ワールドカップ(W杯)でも日本代表の主力として全4試合で先発出場。これまでドルトムントのほか、トッテナム、ローマ、ベンフィカなどからの興味が伝えられてきた。

 そんな中、『Sportitalia』は15日、「ワールドカップに出場した日本代表の一人として最も興味深い選手の一人である鎌田がドルトムント移籍に接近しており、黄色と黒のチーム(ドルトムント)は、フリーでの取引を完了させる準備ができている」と報道した。

 一方、ドイツにも拠点を持つ『スカイスポーツ』でドルトムントを担当するスベン・ベスターシュルツ氏は今回の報道を受けて、「鎌田大地がドルトムントに移籍しようとしているという報道は、我々の情報と一致しない。我々が知る限り、選手との合意やオファーの提示、最終段階の交渉もなされていない」と否定的な見解を示した。また、同じくドイツ『Sport1』のクリストファー・ミケーレ氏も「鎌田のフリーでのドルトムント移籍は確認できない。多くのオプションがあるが、ドイツ国外を好んでいるように見える。契約延長はありそうない」と伝えている。

 鎌田とフランクフルトの契約は2023年6月までの今季限りということもあって、今冬の移籍市場でも注目を集め続けることになりそうだ。

●ブンデスリーガ2022-23特集
●海外組ガイド
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP