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ミラノの通り魔事件から2カ月弱…刃物で背中を負傷のモンツァDFマリが奇跡の復帰

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DFパブロ・マリ

 ミラノ郊外で刃物による襲撃を受けて負傷したモンツァのスペイン人DFパブロ・マリが22日、約2カ月ぶりにピッチへの復帰を果たした。

 今夏にレンタル先のウディネーゼからアーセナルへ復帰すると、再びモンツァへ期限付きで加入したマリ。今シーズンはセリエA開幕から8試合に出場するなど主力として活躍していた。だが10月27日、家族と訪れたミラノ郊外の大型スーパーマーケットで通り魔に襲われ、背中を負傷。最悪の事態も想定されるほどの深い傷を負ったが、193センチの高身長と強固なフィジカルを持つアスリートであったことも幸いし、無事に回復へと向かった。

 そのマリが22日、デシーヌ・シャルピューで行われたリヨンとの親善試合に登場。モンツァが2-0とリードしていた78分、ルカ・カルディローラに代わってピッチに入り、襲撃事件から56日で復帰を果たした。なお、チームは2-1で勝利を収めている。

 ラファエレ・パッラディーノ率いる14位のモンツァは、来月4日に再開するセリエAにおいて、10位フィオレンティーナと敵地での対戦を迎える。男女6名が襲われる残忍な事件からわずか2カ月弱で奇跡の回復を見せたマリも、早くも来年の初戦から公式戦のピッチに立つことができるかもしれない。

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