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解任を後悔? パリSGが現在フリーのトゥヘル氏を再び招聘か

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現在フリーのトーマス・トゥヘル

 パリSGトーマス・トゥヘル前監督を解任した自分たちの過ちを認め、再び招聘する可能性があるようだ。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えている。

 ドイツ人のトゥヘル氏は過去にマインツ、ドルトムントを率い、2018-19シーズンからパリSGを指揮。2019-20シーズンには国内4冠を達成し、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)でクラブ史上初の決勝進出を果たしたが、2020年12月に解任された。

 その後、2021年1月にチェルシーの監督に就任。同シーズンの欧州CLを制したものの、今季は開幕から苦戦が続き、昨年9月に解任されて現在フリーとなっている。

 今季のパリSGはリーグアンで首位を快走する一方、クープ・ドゥ・フランス(国内杯)でベスト16敗退。14日の欧州CL決勝トーナメント1回戦第1戦のバイエルン戦も0-1で落とした。クラブはクリストフ・ガルティエ監督に不満を募らせ、トゥヘル氏に再びチームを託す用意があるという。

 当時はスポーツディレクター(SD)のレオナルド氏との仲違いも噂されたが、同SDはすでにクラブを去っている。

 同紙によると、現場復帰を望むトゥヘル氏はヨーロッパのトップ5リーグのいずれかでタイトルを争っているクラブを探しており、プレミアリーグの中位クラブからのオファーを少なくとも1つは断っている模様だ。今後のパリSGの動きから目が離せない。

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