バイエルンⅡのMF福井太智(18)が24日、公式戦デビューとなったレギオナルリーガ(ドイツ4部)第25節のウンターハヒンク戦(○2-1)で決勝ゴールを演出した。

　サガン鳥栖のアカデミー出身の福井は、高校1年生だった2021年3月にクラブ史上最年少の16歳7か月でルヴァン杯に出場。2022年3月には17歳でトップチームとプロ契約を結んだ。そして同年9月、2023年1月からのバイエルン移籍が決定。初年度はバイエルンⅡに所属し、ここまでトレーニングを積んでいた。

　福井は中盤でスタメン出場すると、1-1で迎えた後半アディショナルタイム2分にピッチ中央でこぼれ球を回収。ドリブルで相手を引き付けてからスルーパスを送り、抜け出したMFイ・ヒョンジュがGKのスライディングを切り抜けてネットを揺らした。

　フル出場で勝利に大きく貢献した福井に対し、クラブは公式サイトの試合レポートで「中盤を引っ張ったのはタイチ・フクイだった」と称賛している。

　また、ホルガー・ザイツ監督は「素晴らしいダービーだった。素晴らしい試合を見たよ。選手たちは全ての戦いに身を投じ、エネルギーに満ちたパフォーマンスでゴールを奪った。最後にああいう形で勝てるということは、物事がうまくいっているということだ」とチームに手応えを示した。

Der Zweikampf ‍
Der Pass ✨
Der Abschluss
Das perfekte Last-Minute-Tor

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— FC Bayern Campus (@fcbayerncampus) February 25, 2023

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