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カラバオ杯を制覇したマンU指揮官、トロフィー置き忘れの言い訳が強引「もう次のカップを見てるから」

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エリック・テン・ハフ監督

[2.26 カラバオカップ決勝 マンチェスター・U 2-0 ニューカッスル]

 マンチェスター・ユナイテッドは6シーズンぶり6度目のカラバオ杯を制覇。エリック・テン・ハフ監督は試合後の記者会見でトロフィーを忘れたことに「もう次のカップに見ているから。これはもういいんだ」と冗談交じりの言い訳を述べた。英『ESPN』が伝えている。

 カラバオ杯は、テン・ハフ監督にとってユナイテッドでの初めてのトロフィーとなった。ユナイテッドにとっての最後のタイトルは、2017年にジョゼ・モウリーニョ監督がUEFAヨーロッパリーグ(EL)のトロフィーを掲げたところまで遡る。

「すべてのカップが重要だ。ここ数週間や数か月、私はイングランドやマンチェスター・ユナイテッドで私たちのクラブ、スタッフ、選手たちが、どのように戦ってきたのかを目にしてきた」

「だから今日は本当に嬉しい。この勝利が刺激になるのは間違いないし、さらに自信を与えてくれるだろう」

「自信過剰にならないようにし、正しいことを正しく行い、一体感を持ち、前進し、働き続ければ、もっともっと勝てるはずだ」

 指揮官は試合終了後、ウェンブリーにサプライズ訪問したアブラム・グレイザー共同会長と面会。「グレイザーは、オーナーとして、クラブにとって本当に幸せな人だった」と語る。

「だから私は本当に(彼に)参加してほしかった。彼がドレッシングルームで、自分の意思を示すためにそこにいたのは非常に良かった」

「私はそのプロセス(売却の可能性)には関与していない。ただ彼がここにいることで、彼がそのプロセスについてコミットしていることが感じられると思う。私はこのチーム、このドレッシングルームでのことに集中している。所有権についての決定に関与しているのはクラブの他の人たちだ」

 ひさびさのタイトルにクラブ全体がその意味を噛みしめる。テン・ハフ監督はチームが正しい軌道に乗ったことの確信を語った。

「長い間トロフィーがなかったから、言葉にするのは難しいし、感情的になっている」

「新しい時代へのスタートだ。チームはすべてに対して準備ができている。今日、僕たちはトロフィーを獲得できることを証明した。だから、この瞬間を楽しみつつ、また頑張ろりたい。勝者のメンタリティが身についてきたと感じている」

「試合に勝てているし、ベンチからの選手も活躍している。この勢いを持続させていきたい」

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