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ベンゼマの先制FK弾は取り消し…2位レアル・マドリー、ベティスとドローで首位バルセロナとは9差に

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FWカリム・ベンゼマのFK弾は幻に

[3.5 ラ・リーガ第24節 ベティス 0-0 R・マドリー]

 ラ・リーガ第24節が5日に開催され、2位レアル・マドリーは敵地で5位ベティスと0-0で引き分けた。リーグ戦2試合連続のドロー。他会場で首位バルセロナが勝利したため、勝ち点差は「7」から「9」に拡大した。

 ラ・リーガ第23節のアトレティコ・マドリー戦(△1-1)、コパ・デル・レイ準決勝第1戦のバルセロナ戦(●0-1)と、公式戦2試合勝ちなしで今節を迎えたレアル。前半12分、ペナルティエリア手前左のFKからFWカリム・ベンゼマのシュートがゴール右上に突き刺さる。ゴラッソで幸先よく先制したかと思われたが、VARによるチェックの結果、壁の前にいたDFアントニオ・リュディガーの手に当たっていたとして、得点が取り消された。

 その後もゴールに迫りながらスコアレスで前半終了。後半4分には左サイドをえぐったFWビニシウス・ジュニオールがマイナスに折り返し、ニアに入ったベンゼマが左足で合わせる。しかし、シュートはGKクラウディオ・ブラボに弾かれた。

 後半8分にはベティスFWボルハ・イグレシアスの至近距離からのシュートをGKティボー・クルトワがビッグセーブ。さらに同9分、FWフェデリコ・バルベルデが強烈なミドルシュートを放つも、GKブラボに止められる。激しい攻防が続く中、両守護神の好プレーでスコアは動かない。

 後半16分にはレアルに決定機が訪れる。バルベルデがペナルティエリア右脇からクロスを送り、ゴール前のFWロドリゴ・ゴエスがフリーで反応。だが、右足のシュートはクロスバーを越えた。

 得点を目指して攻勢を続けるレアル。後半30分、DFダニエル・カルバハルの右からのパスにMFダニ・セバージョスが右足で合わせるも、わずかにゴール右へ外れる。同31分にはMFトニ・クロースの浮き球のスルーパスにビニシウスが走り込み、ペナルティエリア左から右足でシュート。しかし、GKブラボの牙城を崩せない。

 レアルは後半42分に18歳の新星FWアルバロ・ロドリゲスを投入。前への圧力を強めて攻め込んだが、最後までゴールを奪えず、0-0でタイムアップの笛を聞いた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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