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約3か月ぶり復帰のジェズス…アルテタ「彼も定位置を獲得しなければならない。嬉しい悩みだよ」

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アーセナルFWガブリエル・ジェズス

 アーセナルブラジル代表FWガブリエル・ジェズスがピッチに戻って来た。チームを率いるミケル・アルテタ監督も「彼の復帰は大きな後押しとなる」と喜びを表した。英『スカイスポーツ』が報じている。

 ブラジル代表の一員としてカタールW杯に臨んだジェズス。しかし、12月3日に行われたグループリーグ第3節カメルーン戦で負傷すると、「右膝の内側靭帯を損傷で約3か月欠場することになるだろう」と報じられたように、長期離脱を余儀なくされた。

 そして、負傷から約3か月。ついにその時がやってきた。3月12日のプレミアリーグ第27節フルハム戦でベンチ入りを果たすと、後半32分から途中出場。背番号9の復帰に、スタジアムに集まったファンからは大きな拍手が贈られた。

 指揮官は「今日、最初の一歩を踏み出すことができた。これが正しい試合だったのか、私には分からない。数日前、彼は私に『まだ何かが足りない』と言っていたが、昨日、彼の目を見ると『準備はできている』と言った。私は『OK!』と答えたよ」と振り返る。

 そして、「彼を試合に投入するチャンスを得た。この最初の一歩が、彼を大きく成長させるはずだし、彼が戻ってきたのは素晴らしいことだ」と答えつつ、「だが、彼も自分のポジションを獲得しなければならない」と試合に出るためには定位置争いを勝ち抜く必要があることを強調し、「嬉しい悩みだよ」と続けた。

 今季、マンチェスター・Cから加入したジェズスはW杯前までに、プレミアリーグ14試合5得点6アシストを記録し、チームのスタートダッシュ成功に貢献。完全復活を果たせば、現在も首位を走るチームにとって大きなプラスになることは間違いないだろう。

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