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無冠決定的のトッテナム、コンテ監督は今季限りで退任か…フルハム指揮官が後任候補と現地報道

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アントニオ・コンテ監督が退任か

 悲願のタイトル獲得を目指しながら、3月にFAカップとUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の敗退が決まったトッテナム。唯一残るプレミアリーグも首位と大きく勝ち点差を離され、無冠が決定的となっている中、英メディア『ザ・サン』はアントニオ・コンテ監督が今シーズン限りで退任する可能性を伝えている。

 トッテナムは今月の戦いで敗れたFA杯と欧州CLに加え、カラバオカップはすでに3回戦で敗退済。残るリーグも27試合を消化し、首位と18ポイント差の4位で目標達成は難しい状況だ。2021-22シーズンの途中に就任したコンテ監督は今シーズンで契約が終了するが、同メディアは「契約を延長する話はなく、退任は避けられない」としている。

 そうしたなかで後任候補に挙げられているのが、フルハムマルコ・シウバ監督だ。同指揮官は昨季の就任1年目でチャンピオンシップ(2部)を制し、1年でのプレミアリーグ復帰に貢献。昇格組として臨んだ今季は降格圏から大きく離れた8位で残り11節となっており、手腕が高く評価されている。また、45歳と将来性があることも魅力の1つだ。M・シウバ氏は来季までフルハムとの契約が残っているものの、『ザ・サン』の後任候補の筆頭として紹介されている。

 もっとも同メディアは元スペイン代表指揮官のルイス・エンリケ氏や14年5月から19年11月までトッテナムを指揮したマウリシオ・ポチェッティーノ氏らも候補としており、次期監督の決定には時間がかかる見込みだ。

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