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メッシのサウジアラビア行きが浮上…獲得を望む政治家が法改正の準備も

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FWリオネル・メッシ

 FWリオネル・メッシのサウジアラビア行きの可能性が浮上している。スペイン『マルカ』が伝えた。

 サウジアラビアが全力を挙げている。昨年末に獲得したFWクリスティアーノ・ロナウドだけでは飽き足らず、メッシに選手としての晩年を楽しんでもらおうとオファーを用意しているようだ。同国の政治家たちは、メッシ獲得のために給与の上限を引き上げるための法改正まで準備しているという。

 メッシの行き先は、先日のクラブW杯決勝でレアル・マドリーと対戦したアルヒラルが有力候補。国際サッカー連盟(FIFA)からの制裁で夏まで契約はできないものの、代理人ホルヘ・メッシ氏は火曜日にリヤドに現れ、さまざまな噂を呼び起こした。

 メッシはパリSGとの契約更新を終えておらず、その隙を突くほどの経済力を擁するのはサウジアラビアだ。だが、オファー提示前に解決しなければいけない問題もある。このオファーはC・ロナウドと同等になるようで、その額は、1シーズンあたり約2億2000万ユーロ(約311億6000万円)になるという。

 C・ロナウドとメッシに提示された契約の違いは、時間が含まれていないことだ。C・ロナウドは2シーズン半の契約を強いられたが、メッシはアラブリーグでプレーすることを望むなら、1年契約を提示されることになる。

 サウジアラビアは、社会的な影響力を高めたいと考えており、スポーツはサウジアラビアの政治家が使う主なやり方となりつつある。スポーツイベントは、定期的に開催されている。実際、来週にはF1グランプリが、リヤドに次いでサウジの重要な都市であるジッダに立ち寄る予定だ。

 C・ロナウドの登場が、これほどインパクトを与えるとは予想されていなかった。さらなる選手の登場への扉は大きく開かれ、アラブリーグはすでに多くのサッカーファンを惹きつけているが、もしメッシが登場すれば、その効果は倍増することになる。

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