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レアル・マドリーのアンチェロッティ監督がクラシコ大勝のチームを称賛「完璧な試合になった」

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エル・クラシコを制したカルロ・アンチェロッティ監督

 レアル・マドリーは5日、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝第2戦でバルセロナの本拠地に乗り込み、4-0の大勝を飾った。3月2日にホームで開催された第1戦は0-1で落としていたが、2試合合計4-1と逆転。優勝した2013-14シーズン以来の決勝進出を果たした。試合後のカルロ・アンチェロッティ監督のコメントをクラブ公式サイトが伝えている。

 レアルは前半アディショナルタイム1分、カウンターからFWビニシウス・ジュニオールが決めて先制。ハーフタイム明け早々の後半5分には、MFルカ・モドリッチのパスをフリーのFWカリム・ベンゼマが流し込み、2戦合計スコアで逆転した。

 さらに後半13分、ビニシウスが獲得したPKをベンゼマが沈める。同36分に再びカウンターを発動させると、ビニシウスのラストパスからベンゼマがネットを揺らし、2試合合計4-1と勝負を決定づけた。

 アンチェロッティ監督はゲームを振り返り、前半終了間際のゴールが大きかったと語っている。

「完璧な試合になった。そうでなければ、ここで4-0で勝たなかっただろう。前半、我々はビルドアップに苦労したが、最初の1点が流れを変え、スペースを見つけることができたから、後半は相手に大きなダメージを与えた」

「試合プランはこれまで最近2回のクラシコと同じだった。私が唯一したのはロドリゴのプレーの幅を広げるようにしたこと。ちょっとしたディテールが試合を決めた。大きなディテールはファンタスティックだった先制点で、後半は素晴らしいものになった」

 エースのベンゼマは2日のラ・リーガ第27節バジャドリー戦(○6-0)に続き、代表ウィーク明けから公式戦2試合連続でハットトリックを達成。アンチェロッティ監督は「リーガ中断期間の取り組みが大いに役に立っている。良いコンディションになり、彼が持つレベルの高さがあれば、間違いなく他との違いを見せる。彼は現状で世界最高の選手の一人であり続けていて、状態が良い時には違いを見せられる存在だ」と称えた。

 決勝は5月6日に行われ、オサスナと顔を合わせる。指揮官は「我々は決勝でプレーするのをとても喜んでいて、それはオサスナも同じ。とても素敵な雰囲気の決勝になるだろう」と、タイトルを懸けた一戦を見据えた。

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