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クラシコでハットトリックを達成したベンゼマのコメントに英紙注目「C・ロナウドとの違いを示した」

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ハットトリックを達成したFWカリム・ベンゼマ

 エル・クラシコでハットトリックを達成したレアル・マドリーFWカリム・ベンゼマのコメントにイギリス『ミラー』が注目している。

 ベンゼマは5日に敵地で行われたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝第2戦のバルセロナ戦でスタメン出場。前半アディショナルタイム1分にカウンターからFWビニシウス・ジュニオールの先制点をアシストすると、後半5分にはMFルカ・モドリッチのパスをワンタッチで流し込み、2戦合計2-1とゲームをひっくり返した。

 さらに後半13分、ビニシウスが獲得したPKを決めて追加点をマーク。同36分には再びカウンターから、今度はビニシウスのお膳立てを受けてダメ押し弾を奪った。2試合合計スコアは4-1。ハットトリックを含む全4ゴールに絡み、レアルを2013-14シーズン以来の決勝に導いた。

 同紙によると、この日の主役となったベンゼマは試合後、「自分が世界一になるためにサッカーをするのではなく、こういう日のためにプレーするんだ」と語ったという。

 昨季は公式戦44ゴールを挙げる活躍でラ・リーガ優勝やUEFAチャンピオンズリーグ制覇に貢献し、2022年のバロンドールを受賞した。年齢を重ねるごとに進化を続けているが、個人の記録よりもチームを第一にプレーする意識は今も変わらない。

 一方、元同僚のFWクリスティアーノ・ロナウド(アルナスル)は、2018年にピアーズ・モーガン氏から引退までにどんな記録を打ち立てたいかと問われ、「サッカー史上最多のバロンドールだ。僕はそれを愛するだろうし、それに値すると思う……。僕は自分がサッカーの歴史上最も偉大な選手の一人だと分かっているからね」と答えていた。

 同紙は「ベンゼマのコメントは、かつてのチームメイト、クリスティアーノ・ロナウドとの違いを示していた」と指摘している。

 その上で「レアル・マドリーとバルセロナは、サッカー界で最大のライバル関係にあり、この水曜日(5日)の試合は、バロンドール保持者のベンゼマが違いをもたらすかどうかに注目が集まっていた。バルセロナはラ・リーガで首位に位置し、ホームでのアドバンテージもあったが、ベンゼマはまたしてもハットトリックを達成し、トップレベルのサッカーを続けている理由を再び示した」と称賛の言葉を送った。

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