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PK失敗のマーチに寄り添ったダンク「このクラブで一緒に育ち、信じられないような旅をしてきた」

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DFルイス・ダンクとMFソリー・マーチ

 FA杯準決勝でPK戦の末に敗れたブライトンのDFルイス・ダンクがPKを失敗したMFソリー・マーチを擁護している。地元メディアの『SussexLive』が伝えた。

 23日にウェンブリー・スタジアムで開催されたFA杯準決勝でマンチェスター・Uと対戦したブライトン。ともに好機を生み出しながらも、GKロベルト・サンチェス、GKダビド・デ・ヘアと両守護神の好守もあり、得点が生まれずに延長戦を含めた120分間を0-0で終える。

 迎えたPK戦。ともに6人目までが成功させると、ブライトンの7人目で登場したマーチが枠を外して失敗。マンチェスター・Uの7人目、DFビクトル・リンデロフにネットを揺らされ、ブライトンはPK戦6-7で準決勝敗退となった。

 40年ぶりの決勝進出まで、あと一歩に迫りながらも惜敗。PKを失敗したマーチは試合後、涙を流していたが寄り添ったのがダンクだった。

 マーチが加入した12-13シーズンから10年以上、チームメイトとして過ごしてきた2選手。ダンクは「彼は明らかに落胆しているし、僕たちも彼のために落胆している」と語ると、「僕は彼と長い付き合いで、このクラブで一緒に育ち、クラブがここまでくるために信じられないような旅をしてきた。僕たちは、その旅の間、ずっと隣にいたから、彼の姿を見るのは辛い」と続けている。

「残念ながらソリーは失敗してしまったけど、彼だけの責任ではない。PK戦になる前に試合を終わらせる、ゴールを決めなければならなかった」

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