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クロップ監督が“嘘”発言で処分か…主審から不適切発言被害を公表も、録音確認の審判団体「強く反論」

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ユルゲン・クロップ監督が処分を受ける可能性

 リバプールユルゲン・クロップ監督がトッテナム戦での劇的勝ち越しゴール時に負傷した疑いが話題となっているが、同時に処分を受ける可能性も伝えられている。

 問題となったのは、4月30日の試合後の会見での“嘘”発言疑惑だ。クロップ監督はポール・ティアニー主審からイエローカードを受けたことについて、「主審がカードを提示する際に僕に言ったことはOKではなかった」とコメント。主審が不適切な言葉を使ったことを示唆していた。

 指揮官の発言を受け、イングランドの審判統括団体・PGMOLは声明を発表。「プレミアリーグ全試合における主審の会話はコミュニケーションシステムによって録音されている」として「この試合のポール・ティアニー主審の音声をすべて確認した」ことを明らかにした。

 その結果、「リバプール指揮官を警告したときを含め、彼は試合を通してプロとしての振る舞いを行なっていたことが確認できた」という。PGMOLは「ティアニー氏が不適切な行為をしたとする指摘に強く反論する」と立場を表明している。

 この事案について『タイムズ』のマーティン・ジーグラー記者は「イングランド協会にとって偏見を与える行為は重大な禁止事項」だとし、勝ち越しゴール時に第4の審判員を挑発するような振る舞いをしたことも合わさってクロップ監督に重い処分が下る可能性があると伝えている。また『テレグラフ』など各英紙は、会見でティアニー主審を批判するコメントをしたことや、今シーズン既に審判員に対する行為で退場処分が下されていることが処分に影響する可能性があるとしている。



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