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相次ぐ監督解任にクロップ監督「僕が最後の1人みたいな…」とジョークも危機感を露わに

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ユルゲン・クロップ監督がチェルシー戦の前日会見に出席

 相次ぐプレミアリーグ指揮官の解任を受けてリバプールユルゲン・クロップ監督がジョークを放ったようだ。『インディペンデント』など各メディアが伝えている。

 リバプールは4日にグレアム・ポッター氏解任後初の公式戦となるチェルシーと、プレミアリーグ第8節延期分を行う。プレミアリーグではここまで12人の監督が解任や契約解除されていることは、8位と低迷するリバプール指揮官にとって他人事ではないだろう。

 アメリカの『NBCスポーツ』は次に解任される監督候補にクロップ氏を挙げ、「シーズンを通してベストの状態ではない」と分析。同指揮官は今季がリバプール7年目だが、これまで指揮したマインツとドルトムントでは7年目でクラブを離れているというジンクスも伝えている。

 そうした中、チェルシー戦の前日会見に出席したクロップ監督は相次ぐ監督交代について、「皆さんにとってはこのクレイジーな世界で僕が未だにここにいることが不思議で、触れづらい話かもしれないね。残された最後の1人みたいな…」とジョーク。

 ポッター氏の他にアントニオ・コンテ氏(トッテナム前監督)、ユリアン・ナーゲルスマン氏(元バイエルン監督)、ブレンダン・ロジャーズ氏(レスター前監督)と国内外を問わず多くの監督がクラブを離れたことに「奇妙な1週間だった」とコメント。「ここにいることが今季の結果ではなく、過去の結果を踏まえてのものだという点は分かっている。今年が1年目だったら少し違った状況になっていたかもしれない」と危機感も口にした。

 クロップ氏は負傷離脱中のチアゴ・アルカンタラとルイス・ディアスがチェルシー戦にも間に合わないと明言。それでも勝ち点3は必須の状況だ。

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