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スペイン大手紙の一面に久保建英!! R・マドリーとの大一番前に特集記事も掲載「内気でシャイとは程遠い」

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ソシエダMF久保建英

 2日に行われるラ・リーガ第33節のソシエダレアル・マドリー戦を前に、スペイン大手紙『アス』がMF久保建英を一面に扱った。ソシエダにとってこの一戦は、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権獲得に向けて大切な大一番。前節も得点を挙げて、今節も4-3-3の右ウイングでの先発が予想される21歳には大きな期待が集まっているようだ。

 同紙は一面に「魅力、久保」の見出しを打ち、トレーニングウェアに身を包んだ久保がダミー人形に右手をかけている写真を掲載。2019年夏から昨季まで在籍していた古巣との対戦に向け、象徴的な選手として描かれている。

 同紙は久保の特集記事を掲載。R・マドリーからソシエダに今季完全移籍した久保はここまで7得点の活躍を見せている中、「イマノル・アルグアシル監督にとって欠かせない選手となった。彼の規則的なパフォーマンスは彼がベストにいることの証明だ。なぜなら目立った活躍を見せるのは困難なゲームもあった中で、シーズンを通して水準を下回ることがほとんどないからだ」と高い評価を記した。

 加えて同紙は久保が得点した7試合ではいずれも勝利しており、勝ち点21に結果で貢献していることにも着目。「久保の明らかな資質を理解させるために数字が必要だったのだとしたら、彼がラ・レアルで爆発的な成長を見せ、それ(数字)を達成していることには疑いの余地はない。彼の貢献は十二分に証明されている」と伝えている。

 また久保のパーソナリティに基づく適応力が、この活躍につながっていると分析。「スビエタのドレッシングルームでは彼が現れた時、とても驚かれたようだ。なぜなら彼は日本人に想像されるような内気でシャイとは程遠い性格だったからだ」というエピソードを紹介しつつ、「礼儀正しく尊敬に値する人物でもあるが、チームの中で最もお喋りでジョークを言う選手の一人だ」と表現している。

 その他、3月の月間MVPに輝いた久保が地元スーパーでサイン会を行った際に3時間待ちの長蛇の列ができあがったという逸話、ソシエダの育成組織でプレーする弟・瑛史の存在、スペイン語があまり得意ではない母親が家庭教師から学ぶのを付き添っているという家族思いの一面などが描かれている。

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