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“恩師”が語る久保建英「彼は自分が主人公になりたいんだ」

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ソシエダMF久保建英

 2019年からプレーするスペインのラ・リーガで、ついに真価を発揮した日本代表MF久保建英。そんな“日本の至宝”について、かつてバルセロナのカンテラ(育成組織)で指導したアレックス・ゴメス氏が言及している。スペイン『ムンド・デポルティーボ』が5日に伝えた。

 久保は、小学3年生で地元の川崎フロンターレU-10に入団し、11年夏よりバルセロナの育成組織と契約。そこでゴメス氏の指導を受けた。その後久保は、クラブが国際サッカー連盟(FIFA)の18歳未満の国際移籍を禁じるルールに接触したとし、約1年間の空白期間を過ごして15年3月に帰国。FC東京のアカデミーとトップチーム、横浜F・マリノスで再び海を渡る準備をした。

 19年の6月14日に18歳となった久保は、同日にレアル・マドリー(カスティージャ)へ完全移籍が決定。その後、マジョルカ、ビジャレアルなどへのレンタル移籍を繰り返し、今季加入したソシエダで、ここまで公式戦33試合5得点7アシストを記録するなどの輝きを放っている。

 そんな久保について、スペイン紙のインタビューに応じたゴメス氏。ソシエダでの活躍は「絶対的なレギュラーとまではいかないが、決定的な活躍でラ・レアルに多くのポイントをもたらしている。私たちが抱いていた期待に応えているよ」と恩師も納得の模様。「外から見ていると、彼がレンタルされた他のチームよりも彼が自由で、チームの中で重要な選手であることがわかる」と好調の理由も分析し、さらに称賛を続けた。

「私が最も気に入っているのは、彼の性格だ。たとえミスをしたとしても、彼は自分が主人公になりたいんだ。彼は10ゴールを挙げることができるだろう。彼はとても若く、これからも成長する。他の選手はダメになるかもしれないが、彼のような性格の選手は簡単には倒れない」

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