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遠藤航のボレー同点弾から4発逆転!! シュツットガルト、最終節を前に残留圏浮上

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MF遠藤航が同点ゴール

[5.20 ブンデスリーガ第33節 マインツ 1-4 シュツットガルト]

 ブンデスリーガは21日、第33節を各地で行い、日本人3選手所属のシュツットガルトマインツに4-1で勝利した。0-1で迎えた前半41分にMF遠藤航が同点ゴールを決めると、後半に遠藤のアシストなどでさらに2点を追加。キャプテンの大仕事がチームを救い、最終節を前に残留圏内の15位に浮上した。

 試合前の時点では降格圏17位で迎えた最後の2試合。遠藤とDF伊藤洋輝は引き続き先発出場し、MF原口元気は2試合連続でのベンチスタートとなった。

 試合は前半23分、マインツにセットプレーから先行された。DFエジミウソン・フェルナンデスの左CKをファーサイドでFWカリム・オニシウォに折り返されると、ゴール前でシュツットガルト守備陣がボールウォッチャーとなり、MFマルクス・イングバルトセンに押し込まれた。

 それでも前半41分だった。シュツットガルトは相手のCKを伊藤がヘディングでクリアし、MFサイラス・カトンパ・ムブンパが右サイドを駆け上がると、折り返しのパスが相手に阻まれたが、こぼれ球に遠藤が反応。正確なトラップでボールを収め、ペナルティアークから強烈なボレーシュートをゴール右隅に突き刺した。

 遠藤は4月21日の第29節アウクスブルク戦(△1-1)以来、4試合ぶりのゴールで今季5得点目。昨季の4ゴールを上回り、自身のキャリアハイに達した。

 さらにシュツットガルトは後半19分、MFクリス・フューリッヒの左CKをFWセール・ギラシが頭で押し込み、勝ち越しに成功。同33分には中央を持ち上がった遠藤のパスからフューリッヒが右足で決め、リードを2点に広げた。

 遠藤は昨季の最終節でも劇的なゴールで残留に導いていたが、今季はラストから2試合目で1ゴール1アシストの大仕事。シュツットガルトは後半42分、原口も2試合ぶりにピッチに立った。

 さらに後半アディショナルタイム、シュツットガルトは伊藤のロングフィードにフューリッヒが抜け出し、プレゼントパスからMFタンギ・クリバリが決めて4点目。残留争いの佳境で圧勝を果たした。

 シュツットガルトは勝ち点32で16位のボーフムと並んだが、得失点で10点以上の差をつけて上回り、残留圏内の15位に浮上。27日の最終節では自力での1部残留をかけ、ホッフェンハイムと対戦する。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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