久保建英が止まらない!! 千金決勝弾で目標の二桁ゴール&CL初出場にW王手
[5.23 ラ・リーガ第36節 ソシエダ 1-0 アルメリア]
ラ・リーガは23日、第36節を各地で行い、MF久保建英所属のソシエダがアルメリアを1-0で破った。久保は前半アディショナルタイム4分、得意のカットインから今季9ゴール目を記録。これが決勝点となり、かねてより目標と明言してきた「二桁得点」と「来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場」にいずれも王手をかけた。
前節のバルセロナ戦(○2-1)で先発を外れながらも途中出場で勝利に貢献した久保。2試合ぶりの先発復帰戦は4-3-3の右ウイングでピッチに立った。試合前にはスペインサッカー界で問題が深刻化している人種差別問題を受け、両チームの選手たちが「レイシスト、フットボールから去れ」と記されたバナーを持って記念撮影を行った。
試合は立ち上がりこそピンチもあったソシエダが優位に進める中、久保も距離感の近いパスワークと右サイドでのドリブル突破でチャンスを創出。前半20分にはMFダビド・シルバがピッチに座り込み、プレーを続行できず、MFブライス・メンデスとの交代を強いられたが、一方的にボールを握り続けた。
すると前半34分、ソシエダは中盤右サイドでの競り合いでDFロビン・ル・ノルマンがアルメリアFWルイス・スアレスの足裏タックルを受けると、主審はいったんイエローカードを提示したが、ここでVARが介入。オンフィールドレビューの結果、スアレスに一発退場処分が下され、ソシエダは数的優位で戦うことになった。
その後はアルメリアが自陣に守備ブロックを固めてきたが、こじ開けたのは久保の個人技だった。
前半アディショナルタイム4分、相手の縦パスを中盤でカットしたDFジョン・パチェコの鋭いパスが右サイドに入ると、戻りオフサイドを避けながら久保がレシーブ。素早くカットインし、ペナルティエリアに入っていくと、重心を使ったフェイントで対面のMFサムエル・コスタのスライディングを誘い、空いたコースを目掛けて左足一閃。ゴール左隅に鋭いシュートを突き刺した。
久保は今月2日の第33節レアル・マドリー戦(○2-0)以来3試合ぶりの得点で、今季9ゴール目。かねてより目標と掲げてきた二桁ゴールに残り3試合で王手をかけた。歓喜を爆発させた久保はバックスタンド方向に走り寄り、FWクリスティアーノ・ロナウドさながらのゴールパフォーマンスでスタンドを沸かせた。
そのままソシエダ1点リードでハーフタイムへ。後半開始時には久保のフェイントに引っかかったサムエル・コスタがベンチに下げられ、マッチアップでも完勝を印象付けた。
久保は後半に入っても、ロングフィードを巧みに収めてからのドリブル突破で次々にチャンスを創出。同17分にはB・メンデスとのワンツーから左足シュートを狙い、左ポストをかすめた。そのまま久保はフル出場し、試合はタイムアップ。ソシエダは2試合ぶりの白星を収め、久保がゴールを決めた試合は9戦全勝となった。
またソシエダは順位の上でも欧州CL出場圏内の4位をキープ。1試合未消化の5位ビジャレアルとの暫定勝ち点差を8に広げ、もしビジャレアルが今節カディス戦(24日)に勝利しても、勝ち点5差となるため、ソシエダは残り2試合(28日のA・マドリー戦、6月4日のセビージャ戦)で勝ち点2以上を獲得すれば来季の欧州CL出場が決まる。
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ラ・リーガは23日、第36節を各地で行い、MF久保建英所属のソシエダがアルメリアを1-0で破った。久保は前半アディショナルタイム4分、得意のカットインから今季9ゴール目を記録。これが決勝点となり、かねてより目標と明言してきた「二桁得点」と「来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場」にいずれも王手をかけた。
前節のバルセロナ戦(○2-1)で先発を外れながらも途中出場で勝利に貢献した久保。2試合ぶりの先発復帰戦は4-3-3の右ウイングでピッチに立った。試合前にはスペインサッカー界で問題が深刻化している人種差別問題を受け、両チームの選手たちが「レイシスト、フットボールから去れ」と記されたバナーを持って記念撮影を行った。
試合は立ち上がりこそピンチもあったソシエダが優位に進める中、久保も距離感の近いパスワークと右サイドでのドリブル突破でチャンスを創出。前半20分にはMFダビド・シルバがピッチに座り込み、プレーを続行できず、MFブライス・メンデスとの交代を強いられたが、一方的にボールを握り続けた。
すると前半34分、ソシエダは中盤右サイドでの競り合いでDFロビン・ル・ノルマンがアルメリアFWルイス・スアレスの足裏タックルを受けると、主審はいったんイエローカードを提示したが、ここでVARが介入。オンフィールドレビューの結果、スアレスに一発退場処分が下され、ソシエダは数的優位で戦うことになった。
その後はアルメリアが自陣に守備ブロックを固めてきたが、こじ開けたのは久保の個人技だった。
前半アディショナルタイム4分、相手の縦パスを中盤でカットしたDFジョン・パチェコの鋭いパスが右サイドに入ると、戻りオフサイドを避けながら久保がレシーブ。素早くカットインし、ペナルティエリアに入っていくと、重心を使ったフェイントで対面のMFサムエル・コスタのスライディングを誘い、空いたコースを目掛けて左足一閃。ゴール左隅に鋭いシュートを突き刺した。
久保は今月2日の第33節レアル・マドリー戦(○2-0)以来3試合ぶりの得点で、今季9ゴール目。かねてより目標と掲げてきた二桁ゴールに残り3試合で王手をかけた。歓喜を爆発させた久保はバックスタンド方向に走り寄り、FWクリスティアーノ・ロナウドさながらのゴールパフォーマンスでスタンドを沸かせた。
そのままソシエダ1点リードでハーフタイムへ。後半開始時には久保のフェイントに引っかかったサムエル・コスタがベンチに下げられ、マッチアップでも完勝を印象付けた。
久保は後半に入っても、ロングフィードを巧みに収めてからのドリブル突破で次々にチャンスを創出。同17分にはB・メンデスとのワンツーから左足シュートを狙い、左ポストをかすめた。そのまま久保はフル出場し、試合はタイムアップ。ソシエダは2試合ぶりの白星を収め、久保がゴールを決めた試合は9戦全勝となった。
またソシエダは順位の上でも欧州CL出場圏内の4位をキープ。1試合未消化の5位ビジャレアルとの暫定勝ち点差を8に広げ、もしビジャレアルが今節カディス戦(24日)に勝利しても、勝ち点5差となるため、ソシエダは残り2試合(28日のA・マドリー戦、6月4日のセビージャ戦)で勝ち点2以上を獲得すれば来季の欧州CL出場が決まる。
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— Real Sociedad Fútbol (@RealSociedad) May 23, 2023
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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
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