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U-20W杯の決勝カードが決定! ウルグアイが初出場イスラエルを撃破、イタリアは前回準V韓国を破って初の決勝へ

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イタリアが韓国を撃破

 アルゼンチンで開催されているU-20ワールドカップの決勝カードが決定した。9日に準決勝2試合が行われ、U-20ウルグアイ代表がU-20イスラエルに1-0で、U-20イタリア代表がU-20韓国代表に2-1で勝利。ウルグアイとイタリアの決勝は11日(日本時間12日午前6時)に開催される。

 ウルグアイは10年ぶりの決勝進出となった。初出場イスラエルの攻撃を防ぎながら、徐々にペースを握り、FWアンダーソン・ドゥアルテを中心にイスラエルのゴールを脅かしていく。前半をスコアレスで折り返したが、後半16分に均衡が崩れる。

 ウルグアイはDFアラン・マットゥーロがPA手前から左足シュート。相手GKがはじき、ボールがゴール右ポストに当たってゴール前へ。相手守備陣と交錯しながらドゥアルテが押し込んで、待望の先制ゴールを挙げた。後半40分にはイスラエルにカウンターを許すが、GKランドール・ロドリゲスが飛び出して好セーブ。粘りのイスラエルにゴールを許さない。

 試合はそのまま終了し、ウルグアイが初優勝に王手をかけた。

 3大会連続の4強入りとなったイタリアだが、決勝進出は初となった。前回ファイナリストの韓国を相手に、前半14分に先制。DFリッカルド・トゥリッキアが左サイドから折り返し、最後はMFチェーザレ・カサデイがPAライン上から右足ダイレクト。得点ランクトップを走る今大会7点目で先制ゴールを決めた。

 しかし、韓国もすかさず追いつく。前半20分にPKを得ると、キャプテンMFイ・スンウォンが冷静にゴール。1-1と試合を振り出しに戻した。

 互いに決定機を作りつつ、再び試合が動いたのは後半41分。PA手前でFKを得ると、A代表にも招集経験のある17歳FWシモーネ・パフンディが左足を鋭く振り切る。ゴール右隅に突き刺し、勝ち越しゴールとなった。パフンディのゴールが決勝点となり、イタリアが2-1で勝利。11日の決勝に駒を進めた。

 3位決定戦は11日(日本時間12日午前2時半)で、イスラエル対韓国のカードとなった。決勝は11日(日本時間12日午前6時)に行われる。

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