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三笘薫が英ガーディアン紙選出のプレミアリーグ“名選手”ベスト11入り「最新の隠れた逸材」

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MF三笘薫が英紙ベストイレブン入り

 ブライトンの日本代表MF三笘薫が英『ガーディアン』の2022-23シーズン“名選手”ベストイレブンに名を連ねた。同紙が22日に伝えている。

 三笘は2022-23シーズンからプレミアリーグ初挑戦。リーグ戦は33試合で7ゴール6アシストを記録し、ブライトンのリーグ6位フィニッシュに貢献した。クラブは来シーズン、史上初のヨーロッパリーグ挑戦権も手にしている。FAカップなどの活躍も含めると、公式戦では41試合10ゴール8アシストという結果を残してみせた。

 英『ガーディアン』は22日に22-23シーズンの「クラッキ」(=名選手)を特集。その条件を「最も重要な瞬間に結果を出す能力であり、必ずしも数字だけで定義されるものではない資質」と挙げ、チームにとってどうしても必要な場面で目立った選手を取り上げた。プレミアリーグで何らかの形で“クラッキ”の傾向を示した選手。1チームにつき1選手のみという条件付きではあるが、その中に三笘の名前も記載されていた。

 同紙は、三笘について「この日本人FWは、ブライトンに現れた最新の隠れた逸材であり、W杯では世界中に注目されたシーンで自身の存在をアピールした」と昨年のカタールW杯での活躍も引き合いにコメント。「三笘がクロスを上げてMF田中碧がゴールを決める前に、ボールが枠を外れたかどうかについてに議論が集中し、即興的なスキルにはやや注目が集まらなかった」とライン際からボールを上げたそのスキルを改めて取り上げた。

 プレミアリーグでの活躍については「ロベルト・デ・ゼルビ監督の下で頭角を現した」と評価する。W杯後の加速度的な活躍にも注目。「プレミアリーグでは、12試合で6ゴール4アシストという大活躍を見せ、ブライトンをUEFAヨーロッパリーグ(EL)へと導いた。またFA杯でも輝きを放ち、すばらしいフィニッシュでリバプールを退けた」と称えた。

 同ベストイレブンにはGKエミリアーノ・マルティネス(アストン・ビラ)、MFイルカイ・ギュンドアン(マンチェスター・シティ)、MFデクラン・ライス(ウェストハム)、MFブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)といったメンバーも入っている。

以下、英『ガーディアン』選出のプレミアリーグ“名選手”ベストイレブン
GKエミリアーノ・マルティネス(アストン・ビラ)
DFジェームズ・ターコウスキー(エヴァートン)
DFガブリエル・マガリャンイス(アーセナル)
DFイーサン・ピノック(ブレントフォード)
MFマイケル・オリーズ(クリスタル・パレス)
MFイルカイ・ギュンドアン(マンチェスター・シティ)
MFデクラン・ライス(ウェストハム)
MF三笘薫(ブライトン)
MFブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)
FWカラム・ウィルソン(ニューカッスル)
FWタイウォ・アウォニイ(ノッティンガム・フォレスト)

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