beacon

バーミンガム加入の三好康児を地元メディアが特集「エキサイティングな契約」「ルイス・スアレスから注目を奪った」

このエントリーをはてなブックマークに追加

MF三好康児

 22日にバーミンガム(チャンピオンシップ/イングランド2部)への加入が正式に決まったMF三好康児を、地元メディア『バーミンガム・ライブ』が特集している。

 川崎フロンターレの育成組織出身でトップチーム、北海道コンサドーレ札幌、横浜F・マリノスを経て海を渡った三好は、怪我に苦しみながらも、ベルギーの強豪・アントワープで4シーズンプレー。通算92試合に出場し、10ゴール9アシストをマークした。

 先日、アントワープ退団が発表された三好は、欧州での挑戦を続行。22日にバーミンガムへの加入が決定した。そうした中、地元メディアが三好を特集。「クラブ初の日本人選手となる」とした上で、「経験豊富な選手の退団でバラバラになったチームを再構築中のバーミンガムにとって、三好はエキサイティングな契約だ」と期待を込めている。

 同メディアは三好について「ルイス・スアレスから注目を奪った」と題し、日本代表として参戦した19年のコパ・アメリカでの活躍ぶりを評価。「ウルグアイ、チリ、エクアドルとのグループリーグで、三好は頭角を現した。ウルグアイ戦で三好は2ゴールを決めたのだ」とし、さらに「1点目は技術の高さ、スピード、冷静さを見せ、角度のないところから右足でフィニッシュした」と伝えた。

 同記事内では、三好の起用方法についても言及。「三好はさまざまな攻撃的ポジションでプレーしてきた。主に攻撃的ミッドフィルダーだが、ワイドやセカンドストライカーとしてプレーしたこともある」とし、「バーミンガムは昨季、ジョン・ユースタス監督の下で3-5-2と4-2-3-1のフォーメーションを採用した。同監督は前者を好んだとされており、三好はどちらのシステムでも攻撃的な役割を担うだろう」と強調している。

 過去にはプレミアリーグにも所属したバーミンガムだが、チャンピオンシップではここ数年下位に低迷。昨季は14勝11分21敗の17位でシーズンを終えていた。

●プレミアリーグ2022-23特集

TOP