モナコは4日、アディ・ヒュッター監督の就任を発表した。契約期間は2025年夏までの2年間。MF南野拓実とはザルツブルク時代の2014-15シーズン以来8年ぶりの再会となる。

　オーストリア出身のヒュッター監督は1970年生まれの50歳。ザルツブルクではC大阪加入直後で当時19歳だった南野を指導し、半年間でリーグ戦14試合に起用していた。また15〜18年に指揮したヤングボーイズではMF久保裕也、18〜21年に指揮したフランクフルトではDF長谷部誠とMF鎌田大地も率いていた。

　モナコのチアゴ・スクロFD(フットボールダイレクター)は「近年アディはさまざまなリーグだけでなく、大陸大会でも実力を証明してきた。これらのさまざまな経験は彼のリーダーシップと活発で前向きなスタイルによって特徴づけられている。トップチームで新たな一歩を踏み出すため、われわれが期待しているものと全て一致している」と期待を述べている。

　南野はモナコ加入1年目の昨季、リーグ・アン18試合1ゴールにとどまっていたが、かつて時間を共にした指揮官のもとで出場機会を伸ばすことが期待される。

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