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元独代表「ドイツ低迷の原因はグアルディオラ」「強みが失われてしまった」

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低迷が続くドイツ代表

 元ドイツ代表のバスティアン・シュバインシュタイガー氏が、ドイツ代表の低迷の原因が、ブンデスリーガで指導したジョゼップ・グアルディオラ監督の責任が大きいと分析している。ラジオ局『トークスポーツ』で語った。

 グアルディオラ監督は13年から3シーズンでバイエルンを指揮。ブンデスリーガを3連覇したほか、国内杯のDFBポカールを2度優勝。シュバインシュタイガー氏も2シーズンをグアルディオラ監督の下でプレーした。

 しかしここで浸透したサッカースタイルが、ドイツには悪影響だったと感じているようだ。

「ペップ・グアルディオラがこの国に来てバイエルンを指揮したとき、みんなはショートパスとか、こういうサッカーをしなければならないと信じていた。私たちは自分たちの価値観を失いつつあった」

「他の国々はドイツをファイターとして見ていたと思う。この7、8年で、その強みが失われてしまった。私たちはそのことを忘れ、お互いにボールをうまく出し合うことに集中した。それが原因のひとつだ」

 ドイツ代表は14年にワールドカップ(W杯)を優勝。当時、世界最強の名を欲しいままにしたが、18年と22年のW杯は2大会連続してグループリーグ敗退。欧州内での戦いも苦戦を強いられており、昨シーズンのドイツ代表は11試合でわずか3勝と、24年に控える自国開催のEURO2024に向け、大きな不安が広がっている。

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