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敗戦のバイエルンに「ハリー・ケインは必要か?」、直球質問されたトゥヘル監督が回答「隠しごとはない」

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トーマス・トゥヘル監督

[7.26 Audi Football Summit バイエルン 1-2 マンチェスター・C 国立]

 バイエルンは日本到着から翌日の試合で敗戦を喫した。トーマス・トゥヘル監督は試合後の会見で、現状の完成度を語った。

 バイエルンは25日に日本に到着。そこからトレーニングを実施し、今朝も練習を行って時差解消や暑さへの順応を試みた。トゥヘル監督は「試合の準備をして努力をしてきた。試合づくりはうまくいったこともある」と試合内容に及第点。「新しいプレーヤーもいる。これからもっと練習を重ねて、結果を出していきたい。今回の結果は受け入れて、チームとして改善していきたい」。課題を得られたことに手応えを語った。

 それでも試合を振り返れば、苦しい時間帯は長かった。前半に先制点を奪われると、先発メンバー11人を総入れ替えした後半は特にマンチェスター・シティに試合を支配された。後半36分に18歳FWマティス・テルが同点ゴールを決めたが、同42分には再びリードを許す。攻撃の圧を加えることができず、1-2で接戦を落とした。

 試合後の会見では報道陣から攻撃力不足を指摘された。一部報道でバイエルン入りが囁かれているトッテナムFWの名前を引き合いに「ハリー・ケインは必要か」と問われた。指揮官は「別に隠しごとはない」と否定せず。「私たちは選手を探している」と攻撃力補強の必要性を強調した。

(取材・文 石川祐介)
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