モナコのアディ・ヒュッター監督が、日本代表FW南野拓実の活躍に期待を寄せている。13日に行われるリーグアン開幕節・クレルモン戦前の記者会見で“教え子”について言及した。

　今夏モナコの新指揮官に就任したヒュッター監督は、ザルツブルク時代(2014-15シーズン)に南野を半年ほど指導。セレッソ大阪から海を渡ってきたばかりの“若きサムライ”の将来性を見込んでいたという。

　そして、2人はそれぞれ他のクラブを渡り歩いてモナコで再会。指揮官は会見で「私は拓実がザルツブルグでプレーしていた20歳の頃から知っている」とし、次のように語った。

「彼のリバプールでの成長を見た。素晴らしい選手だ。最近の試合で、彼はチームに違いを生み出す助けになることを証明したし、彼はこのシステムで活躍できると思っている」

　昨夏リバプールより加入した南野だが、大きな期待とは裏腹に記録した得点はわずか「1」。アシストも4つにとどまった。それでも、ヒュッター監督と迎えたプレシーズンではバイエルン相手に1ゴール&PK獲得など攻撃の中心に。今季の活躍に注目が集まる。

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