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イニエスタが“キス騒動”スペインサッカー連盟会長に激怒「美しい物語が汚された」

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 UAE1部のエミレーツ・クラブに加入したMFアンドレス・イニエスタが、女子ワールドカップでのキス騒動で世界中の非難を浴びるスペインサッカー連盟のルイス・ルビアレス会長を厳しく批判した。

 ルビアレス会長は先日行われた女子ワールドカップ決勝後の表彰式で、FWジェニファー・エルモソの唇にキス。その後の対応を含め、世界中で大きな騒動となっている。

 イニエスタは自身のX(旧ツイッター)を更新すると、「自分の地位にしがみつき、わが国とサッカー界のイメージを世界中で傷つけている」と厳しく意見。「多くの選手たちが長い年月をかけて築き上げてきた美しい物語が汚されてしまったのは残念です」と胸の内を明かした。

 以下、イニエスタの投稿。

「今週の出来事を受け、私は一人の人間として、3人の娘の父親として、夫として、そしてサッカー選手として、私たちのサッカー界とスペイン女子代表チームの周りで起きている出来事に悲しみを表明したいと思います」

「W杯優勝という偉大な節目に泥を塗った今回のような行為は、決して許されるものではありません。彼女たちがプレーした素晴らしい大会、そして彼女たちが私たちに教えてくれた素晴らしいサッカーが語られないことを目の当たりにして、代表チームの選手たちが今どんな思いでいるのか、私には想像もできません。多くの選手たちが長い年月をかけて築き上げてきた美しい物語が汚されてしまったのは残念です」

「その代わりに、私たちは自分の地位にしがみつき、自分の振る舞いが容認できないものであることを認めず、世界中で私たちの国とサッカーのイメージを傷つけている会長に我慢しなければならなくなりました」
●女子ワールドカップ2023特集
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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