[9.16 プレミアリーグ第5節 ウルブス 1-3 リバプール]

　プレミアリーグは16日、第5節を開催した。3位リバプールは敵地で15位ウォルバーハンプトンと対戦。3-1で勝利し、4連勝を飾った。日本代表MF遠藤航はベンチ入りも出場はなかった。

　2試合ぶりの白星を目指すウォルバーハンプトンと3連勝中のリバプールの一戦。試合は立ち上がりにスコアが動いた。ホームチームは前半7分、自陣で相手のボールを奪うと、すぐさまカウンターへ。左サイドで受けたMFペドロ・ネトが持ち込むと、ゴール前を転がしたボールをファーサイドに走り込んだMFファン・ヒチャンが決めて先制点を奪った。

　1点ビハインドのリバプールはボールを握りながら前進を図る。最終ラインが敵陣に入ってパスを回して出しどころをうかがう。前線のFWモハメド・サラー、FWコーディ・ガクポ、FWディオゴ・ジョタをターゲットにゴール前に入っていった。

　追加点を狙うウォルバーハンプトンは前半34分に決定機。しかし、左サイドをドリブルで切り込んだネトが柔らかいクロスを送るも、ほとんどフリーの状態で待ち構えたFWマテウス・クーニャはシュートをミートさせることができなかった。

　リバプールは前半終了間際に好機を迎えたが、ルーズボールに反応したFWモハメド・サラーのシュートは相手がブロック。こぼれ球をMFドミニク・ショボスライが狙うも、こちらもゴールネットを揺らすには至らなかった。

　反撃に出たいリバプールはハーフタイムでMFアレクシス・マック・アリスターを下げてFWルイス・ディアスを投入。後半立ち上がりには、そのルイス・ディアスがDFアンドリュー・ロバートソンのクロスに頭で合わせるも、シュートは僅かに枠を外れた。

　リバプールは後半10分、ペナルティエリア内右でジョタからパスを受けたサラーがシュート性のグラウンダーのボールを入れると、走り込んでいたガクポが押し込んで同点弾。試合を振り出しへ戻し、直後にMFハービー・エリオットとFWダルウィン・ヌニェスをピッチに送り込んだ。

　再びリードを手にしたいウォルバーハンプトンは交代枠を使いながら次の1点を目指す。それでも、リバプールが主導権を握って攻撃をする回数が上回った。するとリバプールは後半40分、GKジョゼ・サのパントキックが短くなったところをロバートソンが拾うと、ペナルティエリア内右にいたサラーとのワンツーでゴール前へ。最後は流し込むように決めて勝ち越しに成功した。

　リバプールは後半アディショナルタイム1分にエリオットがサラーからパスをシュート。ボールは相手ディフェンスに当たってゴールへと吸い込まれていった。アウェイチームは3-1で勝利し、勝ち点3を持ち帰る。

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