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古巣レアル・マドリー戦で躍動の久保建英にアンチェロッティ監督「とても危険だった」

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レアル戦で存在感を示したMF久保建英

 レアル・マドリーカルロ・アンチェロッティ監督がソシエダの日本代表MF久保建英について「とても危険だった」と語った。スペイン『フットボール・ファンタジー』が伝えている。

 久保は17日に敵地で行われたラ・リーガ第5節の古巣レアル戦でスタメン出場。前半5分に右サイドからの鋭いパスでFWアンデル・バレネチェアの先制ゴールを演出すると、同11分にはカットインから左足で強烈なシュートを突き刺したが、味方のオフサイドでゴラッソは幻となった。その後、チームは後半に2失点を喫して1-2の逆転負け。久保はフル出場し、敗戦の中でも相手の脅威になり続けた。

 アンチェロッティ監督は試合後の会見で「前半は悪くなかった。前線からプレスをかけようとしたが、ソシエダのディフェンスラインは非常に高く、もう少しダイレクトに攻めなければならなかった。でも実際のところ、私にとってはいい試合だった。ソシエダはいつも、久保が中に入ってきてクロスを上げ、(ミケル・)メリノ、時にはブライス(・メンデス)に出すといった動きをしてくるからだ。後半は、それほど大きな変化はなかったが、ソシエダのペースについていくのはとても難しかった」と振り返っている。

 また、逆転勝利を呼び込む2アシストを記録したDFフラン・ガルシアに関して「彼が少し苦しんだのは事実だ。(同サイドでマッチアップした)久保もいいプレーをしていたし、とても危険だった」と言及しつつ、「前半、フランは何度か攻め込んだが、それは攻めることが目的であり、彼が素晴らしいアシストを2つ決めてくれたおかげで、試合に勝つことができた」と自チームの左サイドバックを称えた。

 サンティアゴ・ベルナベウで敵将にも大きなインパクトを与えた久保。一部報道では、レアルが22歳の日本代表MFの買い戻しを検討しているとも伝えられている。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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