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1-6大敗のブライトン、3つの大きな“誤審被害”を受けたとプレミア独立委員会が評価か

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DFエズリ・コンサは2枚目の警告で退場になるべきだったと評価された

 アメリカの『ESPN』が5日、MF三笘薫の所属するブライトンが1-6で大敗を喫した9月30日のプレミアリーグ第7節・アストン・ビラ戦について、3つの重要な判定が誤審と評価されたことを伝えた。3人の元選手や監督、1人のリーグ関係者、1人の審判協会関係者で構成されるプレミアリーグ独立委員会によるもので、いずれもブライトンが不利益を被る判定だった。

 報道によると、1つ目は前半21分にFWオリー・ワトキンスが決めたゴール。ドリブルでペナルティーエリア内に侵入すると、右足を振り抜いて2-0のリードとした場面だ。独立委員会はこの得点について、MFニコロ・ザニオーロのオフサイドでノーゴールにすべきだったと評価した。ザニオーロはシュートの瞬間にオフサイドポジションにいて、GKジェイソン・スティールの視線を遮る状態だったと判断されている。

 この得点から5分後に生まれたアストン・ビラの3点目も誤審と評価されている。DFペルビス・エストゥピニャンのオウンゴールとなったが、独立委員会はMFドウグラス・ルイスがMFソリー・マーチにプレスをかけたところに注目。両選手が倒れたが、映像による確認の結果、D・ルイスがファウルをしていたと評価した。

 また、アストン・ビラが4-1でリードする後半26分のシーンでも誤審があったようだ。FWアンス・ファティがDFエズリ・コンサにファウルをすると、両選手が対立。主審はファティに対してイエローカードを提示し、コンサはノーカードとなった。コンサはすでに警告されていたため、ここでカードが出た場合は退場となっていた。独立委員会はコンサがファティの胸ぐらを掴むなどしていたことを受け、両者に対してイエローカードを出すべきだったと評価。したがってアストン・ビラはこの段階で10人になるべきだったという。

 試合は大差がついたため、判定が結果にどの程度の影響を与えたのかは定かではない。ただ、ブライトンにとって受け入れがたいものであることは間違いないだろう。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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