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鋭い突破から三笘がゴール演出も…ブライトン、マンCに逃げ切り許して公式戦5戦未勝利に

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突破を図るブライトンMF三笘薫

[10.21 プレミアリーグ第9節 マンチェスター・C 2-1 ブライトン]

 プレミアリーグは21日、第9節を開催。日本代表MF三笘薫が所属するブライトンマンチェスター・シティのホームに乗り込み、1-2で敗れた。

 スターティングメンバーに名を連ねた三笘は持ち場となる左サイドハーフの位置でスタート。前節リバプール戦同様、後方の左サイドバックにはMFソリー・マーチが入った。三笘の対面となるマンチェスター・Cの右サイドバックにはDFカイル・ウォーカーが起用されている。

 プレミアリーグ2連敗中のマンチェスター・Cと、公式戦ここ4戦未勝利(2分け2敗)のブライトン。インターナショナルブレイクを経て仕切り直しとなる一戦で、試合開始早々の前半7分に試合を動かしたのはホームのマンチェスター・Cだった。左サイドでボールを受けたFWジェレミ・ドクが深い位置までえぐると、マイナスのボールに反応したFWフリアン・アルバレスが左足ダイレクトでねじ込み、スコアを1-0とした。

 12分には三笘がゴールに迫る。相手選手2人に対応されながらも、左サイドからPA内に持ち込むと、鋭い切り返しでDFジョン・ストーンズを翻ろう。左足でフィニッシュに持ち込んだがジャストミートさせることができなかった。16分にはブライトンをアクシデントが襲い、負傷したFWダニー・ウェルベックがプレー続行不可能と判断され、FWエバン・ファーガソンとの交代を余儀なくされた。

 すると、19分、思わぬ形からマンチェスター・Cが追加点をゲット。マーチのパスに反応したMFカルロス・バレバがコントロールミスすると、ルーズボールをFWアーリング・ハーランドが拾う。ドリブルで運びPA外から左足を振り抜くと、勢いよく飛び出したシュートがネットを揺らしてリードを2点差に広げた。

 2-0のまま後半を迎えると、ブライトンはMFジェームズ・ミルナーに代えてDFヨエル・フェルトマンを投入。さらに20分にはFWジョアン・ペドロとバレバに代えてFWアンス・ファティとMFビリー・ギルモアをピッチへと送り込み、状況を打開しようと試みる。

 24分には三笘に好機。ファティの浮き球のパスから最終ライン裏を突くと、距離を詰めてきたGKシュテファン・オルテガの動きを確認してPA外から狙うが、シュートはオルテガに阻まれてしまった。しかし、28分にブライトンが1点差に詰め寄る。カウンターを発動させ、三笘が左サイドからPA内に運んでラストパスを供給。DFマヌエル・アカンジがクリアし切れずにこぼれたボールをファティが蹴り込み、スコアは2-1となった。

 その後も同点に追い付こうと最後までゴールを狙ったブライトンだったが2点目は生まれず。さらに終盤にマーチが負傷して担架で運び出されるアクシデントも発生した。試合は逃げ切ったマンチェスター・Cが2-1の勝利を収め、連敗を2でストップし、3試合ぶりの白星を獲得している。


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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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