バイエルンの守護神が帰ってきた。昨年末に長期離脱を伴う大怪我を負ったGKマヌエル・ノイアーが戦列に復帰。試合後に喜びを語っている。

　昨年のカタールW杯にドイツ代表として参加したノイアーは、グループリーグ敗退後の休暇でスキーツアーへ。頭をリセットさせるつもりだったが、そこで負った右足の骨折で残りのシーズンを棒に振っていた。

　今季もスタート時は個別での調整が続いた守護神だが、9月の終わりに部分的にチーム練習へ合流。ブンデスリーガ開幕からここまでベンチ外となっていたが、ついに試合のピッチへ戻ってきた。

　28日に行われたリーグ戦第9節のダルムシュタット戦で今季初出場を果たすと、8-0の完封勝利に貢献。ノイアーはクラブ公式サイトを通じて「アリアンツ・アレーナに戻り、自分のファンの前でプレーし、チームとピッチに立てることに興奮していた」と振り返り、「これほど幸せなことはない」と語った。

　守護神の復活にトーマス・トゥヘル監督も「彼がすぐにクリーンシートを達成し、素晴らしいパフォーマンスを見せたことを嬉しく思う」と喜びを伝えると、「彼のような復帰を果たせる選手はそう多くない。センセーショナルな偉業だ」と称えている。

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