beacon

冨安が途中出場のアーセナルは今季最多3失点でカラバオ杯敗退…遠藤航が先発のリバプールは2-1で勝利、前回準Vニューカッスルは王者にリベンジ完遂

このエントリーをはてなブックマークに追加

途中出場でプレーしたDF冨安健洋

 カラバオカップは1日に4回戦2日目を行った。DF冨安健洋が所属するアーセナルウエスト・ハムに1-3で敗戦。MF遠藤航が所属するリバプールボーンマスに2-1で勝利した。冨安は後半12分からの途中出場。遠藤は先発出場し、後半16分までプレーした。

 直近のリーグ戦はシェフィールド・ユナイテッドを相手に5-0と快勝したアーセナル。しかし、敵地で行われたカラバオ杯は追う展開が続いた。前半16分、相手のCKにDFベン・ホワイトが対応するが、頭で逸らしたボールはそのままゴールに吸い込まれてオウンゴール。ウエスト・ハムに先制点を与えてしまった。

 アーセナルは前半を0-1で折り返すと、後半5分に2失点目を喫する。MFモハメド・クドゥズにPA内に入り込まれ、カットインから左足シュートを打たれる。ゴール隅に決め切られ、0-2と点差が広がった。同12分には2枚替えを敢行。冨安とMFデクラン・ライスが投入される。しかし同15分にはFWジャロッド・ボーウェンの強烈なシュートを浴び、3失点目を決められた。

 終了間際にMFマルティン・ウーデゴーアが一矢報いるが、アーセナルは今季公式戦最多となる3失点でカラバオ杯を去ることになった。

 リバプールは雨中の一戦となったが、前半31分にボーンマスから先制点を奪う。右CKのこぼれ球をMFハービー・エリオットがPA手前からダイレクトで合わせ、ゴール前の混戦をFWコーディ・ガクポが押し込んだ。そのまま前半を1-0で折り返し、後半16分には先発の遠藤が途中交代となった。

 しかし、ここからリバプールは同点に追いつかれる。CKをファーサイドに飛ばされると、最後はFWジャスティン・クライファートのヘディングシュートを食らった。だが、同25分に勝ち越しに成功。FWダルウィン・ヌニェスが左サイドからPA左に入り込み、右足シュートを放つ。相手GKの頭上を越すミドルを沈め、2-1とリードを奪った。

 地力の差を見せたリバプールがそのまま逃げ切り、2-1で勝利を収めている。

 前回のカラバオ杯決勝と同カード対決となったマンチェスター・ユナイテッドニューカッスルの一戦は、ニューカッスルがリベンジを完遂した。前半28分、開始早々に負傷交代したDFマット・ターゲットの代わりに出場したMFミゲル・アルミロンがゴールを奪うと、同36分にはMFルイス・ホールが2点目を決めた。

 ハーフタイムに2枚替えをしたユナイテッドだが、ニューカッスルは後半16分にMFジョゼフ・ウィロックがダメ押しの3点目。快勝で試合を制し、4回戦突破を決めた。

 そのほかの試合では、チェルシーが2部のブラックバーンを相手に2-0で勝利。エバートンバーンリーに3-0、フルハムが2部のイプスウィッチに3-1で勝利し、準々決勝進出を決めた。

■4回戦
(10月31日)
エクセター・シティ(3部) 2-3 ミドルスブラ(2部)
マンスフィールド(4部) 0-1 ポート・ベイル(3部)

(11月1日)
ウエスト・ハム 3-1 アーセナル
ボーンマス 1-2 リバプール
チェルシー 2-0 ブラックバーン(2部)
エバートン 3-0 バーンリー
イプスウィッチ(2部) 1-3 フルハム
マンチェスター・U 0-3 ニューカッスル
●海外組ガイド
●カラバオ杯2023-24特集
●プレミアリーグ2023-24特集
▼久保建英、三笘薫らが欧州での戦いに挑む!CL&ELはWOWOWで放送・配信!無料トライアルも実施中!
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

TOP